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忙しい方でもサクッと理解できるように17日10時の情報を簡潔にまとめました。
17日前場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比70円ほど高い4万1300円台前半で推移しています。前日の米株式市場でのダウ工業株30種平均の最高値更新を好感した買いが続いている一方、米半導体大手エヌビディアの下落を受け、半導体関連株が売られています。
東京株式市場の状況(2024年7月17日 10時)
それでは今日の東京株式市場の市況を解説します。その前に、テンバガー銘柄に関する情報も知りたいと言う方は以下のLINEもご活用ください。
前場中ごろの東京市場では、日経平均が一時4万1300円台前半で推移し、前日の米市場での好調を背景にした買いが見られましたが、半導体株の下落が重荷となっています。
米国市場の影響
前日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が最高値を更新しました。しかし、米半導体大手エヌビディアが下落し、米ハイテク株が軟調となりました。この影響が東京市場にも波及し、半導体関連株に売りが出ています。
東京市場の動き
東京市場では、米株高を背景にした買いが続いていますが、半導体関連株の下落が日経平均を押し下げています。東エレクやレーザーテクは3%を超える下げを見せ、アドテストも上昇から下落に転じました。
為替市場の動向
現時点で為替市場に関する特筆すべき動向は見られませんが、一般的に円安が輸出企業にプラスに働くため、引き続き注視が必要です。
個別銘柄の動き
コマツや日立建機は一段高を記録し、信越化やオリンパスも上昇しています。一方、TDKやスクリン、フジクラ、SUMCOは下落しています。
人気のテーマ
テーマ | 概要 |
---|---|
半導体関連 | 東エレク、レーザーテクの下落 |
建設機械 | コマツ、日立建機の上昇 |
電子部品 | TDK、スクリンの下落 |
医療機器 | オリンパスの上昇 |
金属 | 信越化の上昇 |
注目の銘柄
銘柄 | 概要 |
---|---|
コマツ | 建設機械での一段高 |
日立建機 | 建設機械関連で上昇 |
オリンパス | 医療機器関連で上昇 |
信越化 | 化学製品関連で上昇 |
アドテスト | 半導体関連での変動 |
今日の主要経済ニュース
2024年7月17日に発表される主な経済指標をまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
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全国消費者物価指数(CPI) (6月) | 日本 | 23:30 | 2.5% | 2.7% | |
建設許可件数 (6月) | 米国 | 12:30 | 1.55M | 1.57M | |
住宅着工件数 (6月) | 米国 | 12:30 | 1.60M | 1.62M | |
失業率 (6月) | 英国 | 06:00 | 4.0% | 3.9% | |
ZEW経済期待指数 (7月) | ドイツ | 09:00 | -10.7 | -9.0 |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場 午前10時まとめ
17日の東京株式市場は、前日の米株式市場の影響を受けて上昇しましたが、半導体関連株の下落が重荷となり、上げ幅は限定的となりました。今後の動向として、米国企業の決算発表や経済指標の発表に注目が集まります。