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この記事では、テレビ東京『モーニングサテライト』や日経CNBCなどの経済番組に出演し、株式市場の分析を発信するアナリストとして注目される『大川智宏』さんについて詳しく解説します。
大川知宏さんは上智大学を卒業後、神戸大学大学院で経済学の博士号を取得し、JPモルガンやUBS証券などの外資系金融機関でキャリアを積んだアナリストです。
現在は、智剣・OskarグループのCEO兼主席ストラテジストとして、日本株市場の分析や投資戦略の立案に携わっています。
それでは、大川智宏さんの学歴・経歴、そしてUBS証券時代の実績について調査した結果を詳しく解説していきましょう。
大川智宏とは?
大川智宏(おおかわ ともひろ)さんは、『智剣・Oskarグループ』のCEO兼主席ストラテジストとして活動する金融アナリストです。
野村総合研究所、JPモルガン・アセットマネジメント、クレディ・スイス証券、UBS証券などの外資系金融機関での勤務経験を持ち、現在はメディア出演や投資戦略の立案を行っています。
以下は日経CNBCに掲載されていた大川さんのプロフィールです。引用してご紹介します。
野村総合研究所、JPモルガン・アセットマネジメント、クレディ・スイス証券、UBS証券を経て独立系リサーチ会社の智剣・Oskarグループ設立。現在、CEO兼主席ストラテジスト。専門は計量分析に基づいた株式市場の予測、投資戦略の立案など。2018年7月より日経CNBC出演。
引用:日経CNBC
大川智宏の学歴
上智大学外国語学部を卒業
大川智宏さんは『上智大学外国語学部』を卒業しています。
上智大学は日本国内でも国際色豊かな教育環境を提供する大学として知られ、外国語学部は高度な語学力と国際感覚を養うことができる学部です。
大川さんはもともと英語が得意だったのか、それとも外資系で働くために学んだのかはわかりませんが、大学でも語学をみっちりと先行されていたのではないでしょうか。
神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了
大学卒業後は神戸大学大学院の経済学研究科博士後期課程を修了し、博士(経済学)の学位を取得しています。
神戸大学は経済学や経営学の分野で国内外に高い評価を受けている大学であり、経済学研究科は多くの著名な経済学者を輩出していることでも有名な大学です。
経済学で博士を取得しているのは凄いですね。経済に関する知識が高いのは頷けますね。
大川智宏の経歴
証券会社での勤務歴
大学院修了後、大川さんは金融業界でのキャリアをスタートさせました。
- 野村総合研究所に入社:日本の大手シンクタンクである野村総合研究所(NRI)でキャリアを開始。
- JPモルガン・アセットマネジメントに勤務:世界的な投資銀行JPモルガンの資産運用部門で勤務。
- クレディ・スイス証券に勤務:スイスを拠点とするクレディ・スイス証券にて日本株市場の分析を担当。
- UBS証券に勤務:スイスのUBS証券でも日本株の市場分析や投資戦略立案に関与。
智剣・Oskarグループの設立
2016年、大川智宏さんは『智剣・Oskarグループ』を設立し、CEO兼主席ストラテジストに就任。智剣・Oskarグループは日本株市場における計量分析を基に投資戦略を提供する企業として、投資家向けのリサーチや情報提供を行っている企業です。
大川智宏の専門分野
- 計量分析に基づいた日本株市場の予測
- 投資戦略の立案
- 中小型株の業績予想に注目した分析手法
大川さんは、このような分野での専門知識を活かして、投資家向けに情報発信を行っています。
大川智宏のメディア出演・現在の活動
メディア出演
- テレビ東京『モーニングサテライト(モーサテ)』のコメンテーター
- テレ東BIZ『モーサテわからん』に出演
- 日経CNBC、ラジオNIKKEI などの経済番組にも登場
同じようにメディアで活躍されている男性アナリストだと『江守哲』さんという方も知名度が高いですね。
執筆活動
- 日経ヴェリタス
- 株探(Kabutan)
- 現代ビジネス
- 四季報オンライン
経済誌や経済系のネットメディアに連載を何本か担当しており、執筆活動にも力入れて活動されているようです。
大川智宏の相場予想は当たるのか?
過去に大川智宏さんの相場予想が外れることがあると話題になっていたこともあるようです。
例として挙げると、2024年の日経平均株価を28,000円と予想しましたが、実際には39,894円と大きく上回る結果となりました。また同じように2023年の相場予想でも『世界景気が後退し、日経平均は25,000〜26,000円になる』と予測しましたが、結果的は上昇し、予想を外すこととなりました。
しかし、予想を外したからと言って大川さんに実力がないわけではありません。どんなに優れたアナリストでも100%予想を的中させるのは不可能だということは誰が考えても明らかです。
情報を受ける側が極端に予想やサービスを信じるのではなく、投資は必ずリスクを伴い、予想が外れることがあることを理解した上で、利用を慎重に判断することです。
大川さんが予想を外しても、その分析手法は計量分析に基づいた論理的なものと評価もされています。また、大川さんは予想を外してばかりではなく、しっかりと的中させていることも理解しておきましょう。
大川智宏を騙る偽物に注意
大川智宏氏の名を騙る偽物がSNSや投資商材の販売ページが多く確認されています。これは投資詐欺の類だと思われます。騙されないように内容を確認しておいてください。
『SONIC』という投資商材との関係
『SONIC(ソニック)』という投資商材を販売する『大川智宏』と名乗る人物がいますが、これは智剣・OskarグループのCEOである大川智宏さんとは無関係ですので注意してください。
また、SNS上では本物の大川智宏さんを装った偽アカウントが複数存在しています。
X(旧Twitter)などで見かけた場合は注意しましょう。
Xに関して言えば、本物の大川智宏氏は現在Xの公式アカウントを持っていません。
大川智宏とは?学歴・経歴・UBS証券での実績まとめ
大川智宏さんは何者なのか?学歴や経歴、USB証券をはじめとする過去の金融業界での経験などから調査を行ったところ、
人気・実力ともに非常に高く、多くの経済メディアに出演する売れっ子の経済アナリストであることがわかりました。また『智剣・Oskarグループ』のCEOとして日本株市場の分析を行うストラテジストとしても活躍しています。
しかし、一部の投資家の中には『相場予想が外れる』と否定的な意見を寄せる人もいまが、どんなに優れたアナリストでも相場予想を100%的中させることは不可能です。
ですから、過度に否定的な意見を信じるのではなく、投資判断をする際は、大川さんの意見だけを参考にするのではなく、他の方の情報を参考にした上で慎重に判断することをおすすめします。