ポートフォリオ運用でリスクを減らそう

目次

佐藤真理子

『ひとつのカゴにタマゴを盛るな』ということわざを聞いたことはありますか?

 

卵を一つのカゴに盛ってしまうと、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれませんよね。

 

 

しかし、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、どれか一つのカゴを落として卵が割れて駄目になっても、他のカゴの卵は影響を受けずにすみます。

 

 

つまり、特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行ってリスクを分散させた方がよい(=銘柄分散投資)という考え方です。

 

 

株式投資のリスクを軽減するために有効なのが、ポートフォリオ運用(分散投資)です。

 

 

ここではその基本的な考えを解説します。

 

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ポートフォリオの基本的な考え方

株式投資には、常に株価の下落や企業の倒産といったリスクが付きまといます。

 

こうしたリスクをできるだけ軽減するために有効なのが、ポートフォリオ運用(分散投資)という考え方です。

 

例えば、ひとつの銘柄に全部の資金をつぎ込むと、資金の運用結果はこの銘柄の値動きに左右されてしまいますよね。

 

値上がりすれば、リターンも大きくて良いのですが、大幅に下落すれば一気に損失が出てしまいます。

 

一方で複数の銘柄をバランスよく保有していれば、ある銘柄が値下がりしたとしても、ほかの銘柄が値上がりすれば、その利益で損失をカバーすることができるかもしれません。

 

これこそが、ポートフォリオ運用(分散投資)の基本的な考え方です。

 

複数銘柄の株を持つ最大のメリットは、それぞれの株価に多少の変動があっても、トータルでプラス(横ばい)を保つことが可能なことです。

 

株価に「絶対」はなく、いわゆる優良銘柄と呼ばれている銘柄でも、常に高利回りが確定されているわけではありません。

 

ひとつの銘柄に絞って投資すると、この銘柄株価が大きく下がっただけで、株式投資の資産を一発で大きく目張りさせてしまいます。

 

売却して他の銘柄に再投資するにも、売るには最悪な時期に手放さざるをえず、投資として考えるととても非効率です。

 

その点、複数銘柄の株を持っていれば、ひとつの銘柄がたとえば倒産したとしても、その他が上がっていればトータルではプラス(横ばい)のまま。

 

しかも、今後魅力的な銘柄を見つけた場合も、株への投資額を増やすのではなく、株価が下がりはじめている銘柄を手放して買い替えることができます

 

分散投資を効果的に行うには、異なる市場で扱われる銘柄、異なる業界(不動産業、IT関連など)の銘柄、為替変動で受ける影響が異なる銘柄など、ポイントを抑えた銘柄選びが大切です。

 

 

ひとつの銘柄だけで投資

↓↓↓

 

複数の銘柄に投資

 

分散投資の方法は色々ある!

ポートフォリオ運用(分散投資)の方法は、銘柄を分散させること以外にも色々あります。

 

分散方法 その一

同じ銘柄であっても一度に売買するのではなく、タイミングを何度かに分ける

=
時間の分散

 

たとえばA社株を1000株買いたいと思ったとします。

 

その時の株価が1000円だとしたら一度に買うと100万円になります。

 

もし一度に買った後に株式市場が暴落してしまい株価が500円になると50万円損することになってしまいます。

 

そこで、2回に分けてA社株を500株ずつ買うことにします。

 

そうすれば1000円で500株買った後に暴落して500円になっても損失は25万円です。

 

そして500円でさらに500株買えば1000株買うことができ、総取得金額は75万円と一度に買うより25万円も安くすみます。

 

分散方法 その二

同業種の銘柄にいくつも投資するのではなく、さまざまな業種へ分散投資する

 

同じ業種に属している銘柄は、為替の変動などの外部要因によって、一斉に株価が落ち込む可能性があります

 

性格の全く異なる業種をポートフォリオに組み込めば、こうしたリスクを減らせるだけではなく、株式市場全体の成長を幅広くとらえることができるはずです。

 

たとえば自動車や機械の銘柄に複数投資したとします。

 

先程挙げた業種は「輸出関連株」と呼ばれており、為替相場に業績が左右されやすいです。

 

もし為替相場が円高になったとすると業績が下がり輸出関連株の株価は下落してしまいます。

 

そこで、自動車の銘柄に投資するときに合わせて鉄道の銘柄に投資します。

 

鉄道は「内需関連株」と呼ばれる業種の一つです。

 

内需関連株は為替相場に業績が左右されにくいことが特長で、輸出関連株と合わせて保有することで円高リスクを下げることが期待できます。

 

分散方法 その三

高成長企業の多い市場と安定した大企業の多い市場へ分散する

=市場の分散

 

大企業の多い市場は東証一部市場で、高成長の多い市場はジャスダック市場やマザーズ市場などのことで新興市場と呼ばれています。

 

東証一部市場の上場企業は安定して利益を出せる企業が多いものの急成長することがないため、キャピタルゲイン(値上がり益)が期待しづらいです。

 

一方、ジャスダック市場やマザーズ市場には急成長の期待できる銘柄が多く上場しており、株価が大幅上昇することもあり上手くいけば大きな利益を出すことができます。

 

しかし業績が安定しない企業も多く、株価が急落し損失が大きくなる可能性も高いです。

 

安定して稼げる一部市場の銘柄とハイリスクハイリターンの新興市場銘柄を組み合わせることでバランスの良い投資をすることができます。

 

ポイント
  • ポートフォリオ運用(分散投資)でリスクをできるだけ軽減しよう!
  • 分散の方法はたくさんある。上手に組み合わせてポートフォリオを築こう!

 

 

困ったときはプロの力を借りることも検討しよう!

とはいっても、作成したポートフォリオでうまくいくのか、自分では判断が付きにくいですよね。

 

そんな時は「投資顧問サイト」を利用すると良いでしょう。

 

投資顧問サイトでは、株式投資において投資家が投資判断をするための有益な情報を提供しています。

 

また、無料でポートフォリオ診断をしてくれる投資顧問もあります。

 

プロの目から見てしっかりと分散投資ができているのか、1度は確認すると、リスクを抑えて投資することができます。

 

優良の投資顧問をランキングしたサイトもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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