東京株、米政策の不透明感と高金利で小幅続落—半導体関連には押し目買い

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように本日の寄り付きの情報を簡潔にまとめました。

 

2024年4月17日の東京株式市場前場は、前日までの落ち込みから一部反発を試みたものの、米国の金融政策の不透明さと高金利の影響で、日経平均は小幅に続落し、3万8300円台後半で取引されています。

 

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東京株式市場の状況(2024年4月17日前場)

市場は、半導体関連を中心に自律反発を狙った買いが見られましたが、全体の買い勢いは弱く、日経平均は前日終値から70円下回る形で小幅に下落しました。投資家は短期的な戻りを期待しつつも、全般的なリスク回避の姿勢を崩していません。

 

米国市場の影響

前日の米国市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が0.88%高となりましたが、FRBのパウエル議長が示した金融政策の引き締め姿勢が利下げ期待を抑え込み、長期金利の上昇とともに株式市場には割高感の警戒が広がりました。

 

東京市場の動き

東京市場では、FRBの方針と米国の金利高水準を受けて慎重な取引が続いています。半導体関連株には一部で押し目買いが入りましたが、全般的には積極的な買いは見送られています。

 

為替市場の動向

為替市場の円相場は1ドル=154円台と若干の円安が進んでいますが、これが市場に明確なプラスとはなっていない様子です。リスク回避の動きが続いており、為替の動向も投資家の決断に影響を与えています。

 

個別銘柄の動き

キーエンスやOLCなど、バリュエーションが高いとされる銘柄は売られやすく、ファナックやソニーG、オムロンも下落しています。一方で、富士フイルムや信越化、三井不動産やフジクラなどは買われており、市場には選別的な動きが見られます。

 

今日発表となる世界経済指標

2024年4月17日に発表される世界の経済指標を表形式でまとめました。

時刻 国/地域 指標 前回(修正値) 予想 結果
08:50 日本 通関ベース貿易収支 -3,794億円 (-3,778億円) 3,400億円 3,665億円
08:50 日本 通関ベース貿易収支(季調済) -4,516億円 (-5,662億円) -3,000億円 -7,015億円
18:00 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)(前年比) 2.4% 2.4%
18:00 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)(コア)(前年比)(確報) 2.9% 2.9%
20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比) 0.1%
23:30 米国 原油在庫(前週比) 584.1万バレル
23:30 米国 ガソリン在庫(前週比) 71.5万バレル
23:30 米国 留出油在庫(前週比) 165.9万バレル

 

 

本日の市況まとめ

東京株式市場は小幅ながらも続落を記録しましたが、半導体関連株には一部で買いが入るなど、市場全体には混在した動きが見られます。今後もFRBの政策動向と金利の動きを注視し、投資戦略を見直す必要がありそうです。

 

 

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