日経平均続落、400円安。円高と米半導体株の下落が重荷

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように本日の寄り付きの情報を簡潔にまとめました。

 

2024年6月5日の東京株式市場前場で、日経平均株価は続落し、前日比420円安の3万8400円台前半で推移しています。円高ドル安の進行と米半導体関連株の下落が市場の重荷となっています。

 

 

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東京株式市場の状況(2024年6月5日寄り付き)

東京株式市場は、円高ドル安の進行と米半導体関連株の下落の影響を受けて、幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均株価は続落しました。前日比420円安の3万8400円台前半で推移しています。

 

 

米国市場の影響

4日の米株式市場では、主な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が0.7%下落しました。また、4月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が2021年2月以来の低水準となり、米長期金利の低下を招きました。これが日米金利差の縮小を意識させ、円買い・ドル売りが進行しました。

 

 

東京市場の動き

東京市場では、米半導体関連株の下落を受けて、東エレクやレーザーテクなどの半導体関連株が売られました。また、円高進行によりトヨタやホンダなどの輸出関連株にも売りが広がっています。

 

為替市場の動向

為替市場では、4日に一時154円55銭まで円高ドル安が進行し、約3週間ぶりの円高水準となりました。これは、米長期金利の低下と日米金利差の縮小が影響しています。

 

 

個別銘柄の動き

個別銘柄では、リクルート、ファナック、ダイキン、KDDIが下落しています。一方、第一三共、ニトリHD、オリンパス、ソニーGは上昇しています。

 

 

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中部飼料 (2053) 年初来高値を更新し、業績見通しの改善が注目されている飼料メーカー。

 

 

今日の主要経済ニュース

2024年6月5日に発表される主な経済指標をまとめました。

経済指標 時間 (GMT) 前回の値 予測値 備考
マーケットサービス価格指数 (5月) イギリス 09:30
鉱工業生産 (4月) ドイツ 06:00
就業者数 (Q1) フランス 05:30
住宅価格指数 (4月) オーストラリア 01:30
新規失業保険申請件数 (週次) 米国 12:30

 

 

東京株式市場 寄り付きまとめ

東京株式市場は、円高ドル安の進行と米半導体関連株の下落が重荷となり、続落しました。特に半導体関連株と輸出関連株に売りが広がっています。今後も米国市場の動向と為替市場の動きに注目が必要です。

 

 

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