目次
忙しい方でもサクッと理解できるように4日、午前10時時点の情報を簡潔にまとめました。
4日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比110円ほど高い4万0600円台後半で推移しています。前日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入っているものの、利益確定売りが重荷となっています。
東京株式市場の状況(2024年7月4日、午前10時時点)
日経平均株価は前日比110円ほど高い4万0600円台後半で推移しています。前日までの4営業日で1200円以上上昇していたため、朝方に一時は281円高の4万0861円と史上最高値に迫る場面もありましたが、短期的な過熱感を警戒した利益確定売りが上値を抑えています。
米国市場の影響
前日の米ハイテク株高が東京市場でも影響を与え、アドテストなどの半導体関連株に買いが入っています。ナスダック総合株価指数が高値を更新したことが投資家心理を支えています。
東京市場の動き
日経平均株価は上げ幅を縮小していますが、東証株価指数(TOPIX)は史上最高値を上回って推移しています。特に、三菱UFJや三井住友FGといった銀行株が上げ幅を広げ、TOPIXを支えています。
為替市場の動向
為替市場では円安・ドル高基調が続いており、輸出関連企業の収益改善期待が高まっています。
個別銘柄の動き
住友鉱山や三井金属、商船三井が高く、一方で川崎重工業、第一三共、バンダイナムコホールディングスが安い動きとなっています。
人気のテーマ
テーマ | 説明 |
---|---|
半導体関連株 | 米ハイテク株高の影響で買いが集まっています。 |
銀行株 | 金利上昇を背景に堅調に推移しています。 |
円安・ドル高 | 輸出企業の収益改善期待が高まっています。 |
バリュー株 | 割安感のある銘柄に買いが入っています。 |
短期的な過熱感 | 日経平均の上値を抑える要因となっています。 |
注目の銘柄(中小型株)
銘柄 | 説明 |
---|---|
日本電産 | 高い技術力で注目される電気機器メーカー。 |
ミクシィ | SNSサービスを展開し、成長が期待される企業。 |
ジェイテクト | 自動車部品メーカーとして世界的に評価されている企業。 |
エプコ | エネルギー関連事業で注目される企業。 |
カプコン | ゲームソフト開発企業として高い成長性を持つ。 |
今日の主要経済ニュース
2024年7月4日に発表される主な経済指標をまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
小売売上高 (5月) | ユーロ圏 | 09:00 | 0.0% | 0.1% | |
住宅ローン申請 (6月) | 米国 | 12:00 | – | – | |
企業景況感指数 (6月) | 日本 | 23:50 | – | – | |
貿易収支 (5月) | ドイツ | 06:00 | €16.7B | €15.5B | |
国際収支 – 貿易収支 (5月) | カナダ | 12:30 | C$1.5B | C$1.6B |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場 寄り付きまとめ
日経平均株価は前日比110円ほど高い4万0600円台後半で推移しています。半導体関連株や銀行株に買いが入っているものの、利益確定売りが上値を抑えています。投資家は短期的な過熱感に注意しつつ、引き続き米国市場や為替動向を注視する必要があります。