東証後場寄りの日経平均は再び上げ幅拡大。取引時間中の最高値を一時上回る

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように8日、午後1時時点の情報を簡潔にまとめました。

 

 

8日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び上げ幅を拡大し、前週末比170円ほど高い4万1000円台後半で推移しています。一時は4万1100円台前半まで上昇し、5日の取引時間中の最高値(4万1100円13銭)を一時上回りました。

 

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東京株式市場の状況(2024年7月8日 後場 寄り付き)

前週末の米ハイテク株高を受け、東京市場でも上昇が続いています。ソフトバンクグループ(SBG)が上昇し、後場寄りのタイミングで海外短期筋による先物買いが入り、指数寄与度の大きいファストリや東京エレクトロン(東エレク)が一段高となっています。

 

 

米国市場の影響

前週末の米株式市場ではハイテク株が上昇しました。この流れを受け、東京市場でもハイテク株への買いが強まっています。

 

 

東京市場の動き

東京市場では、ハイテク株の買いが続き、日経平均株価は4万1100円台前半まで上昇しました。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、東京エレクトロン(東エレク)が大きく上昇しています。

 

 

為替市場の動向

為替市場では円安・ドル高基調が続いており、日本株の上昇を支えています。

 

 

個別銘柄の動き

ダイキンが上げ幅を広げ、信越化学工業も高くなっています。一方で、川崎汽船、郵船、商船三井といった海運株は下落しています。

 

 

人気のテーマ

テーマ 説明
ハイテク株 米ハイテク株高の影響で買いが集まっています。
円安・ドル高 輸出企業の収益改善期待が高まっています。
金融株 金利上昇を背景に堅調に推移しています。
海運株の動向 一部銘柄で売りが見られています。
先物取引 海外短期筋の先物買いが相場を押し上げています。

注目の銘柄(中小型株)

銘柄 説明
レーザーテック 半導体関連の装置メーカーで成長が期待されています。
スノーピーク アウトドア用品の製造・販売で注目されています。
エーアイ 人工知能(AI)技術を活用した音声合成ソリューションを提供。
コーセー 化粧品メーカーとして国内外で高い評価を得ています。
アドバンテスト 半導体検査装置メーカーとして成長が期待されています。

 

 

今日の主要経済ニュース

2024年7月8日に発表される主な経済指標をまとめました。

経済指標 時間 (GMT) 前回の値 予測値 備考
景気動向指数(先行指数) (5月) 日本 05:00 97.6 97.8
景気動向指数(一致指数) (5月) 日本 05:00 99.3 99.5
消費者信用 (5月) 米国 19:00 $26.9B $28.0B
住宅着工件数 (6月) カナダ 12:15 267.4K 270K
失業率 (6月) スイス 06:45 2.1% 2.0%
企業信頼感指数 (6月) ユーロ圏 09:00 105.4 105.0

 

 

佐藤真理子

以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。

 

 

東京株式市場 後場寄り付きまとめ

日経平均株価は再び上げ幅を拡大し、一時は取引時間中の最高値を上回りました。ハイテク株高や円安・ドル高の影響で上昇が続いていますが、利益確定売りも見られます。投資家は今後の米国市場や為替動向を注視する必要があります。

 

 

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