日経平均は一時3万8000円割れ。米ハイテク株安と円高が重荷に

目次

佐藤真理子
忙しい方でもサクッと理解できるように2月26日のマーケット情報を簡潔にまとめました。

 

26日午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反落しました。

 

前営業日比417円安で始まり、その後下げ幅を拡大し、一時645円安の3万8131円79銭まで下落。これは前日の米国市場でハイテク株が下落したことや為替市場での円高基調が影響しています。

 

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東京株式市場の状況(2025年2月26日)

今日の東京株式市場
前日の米国市場では、ハイテク株が下落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.29%の下落となりました。

 

これを受けて東京市場でも半導体関連株を中心に売りが広がりました。また、為替市場では円高が進行し、輸出関連企業の業績に対する懸念が強まりました。

 

米国市場の影響

25日に発表された2月の米消費者信頼感指数は98.3と前月から低下し、市場予想を下回りました。

 

これにより米景気の先行きに対する警戒感が高まり、リスク資産である株式から安全資産への資金移動が活発化しています。

 

東京市場の動き

東京市場では半導体関連株や輸出関連株を中心に売りが優勢となりました。

 

一方で、時間外取引での米株先物が底堅く推移したことや3万8000円付近が下値の目安とされていることから下げ渋る動きも見られました。

 

為替市場の動向

為替市場では円高・ドル安が進行しています。

 

25日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時148円台半ばと約4カ月半ぶりの高値をつけました。これにより輸出企業の業績に対する不透明感が増しています。

 

 

個別銘柄の動き

半導体関連の東京エレクトロンやディスコが下落しました。

 

またソフトバンクグループやソニーグループ、ルネサスエレクトロニクスなども売られています。一方で、NTTデータや花王、住友不動産などは上昇しています。

 

人気のテーマ

テーマ 内容
半導体関連 米国の対中規制強化懸念で下落
輸出関連 円高進行による業績懸念
ハイテク株 米国市場での下落を受けて売りが優勢
商社株 米著名投資家の買い増し可能性言及で上昇
ディフェンシブ 医薬品株などが堅調

注目の銘柄

銘柄名 内容
東京エレクトロン 半導体関連で下落
ソフトバンクG ハイテク株安の影響で下落
伊藤忠商事 著名投資家の買い増し可能性言及で上昇
武田薬品工業 ディフェンシブ銘柄として上昇
NTTデータ 堅調な業績で上昇

今日の主要経済ニュース

発表時間 経済指標名 予想値 前回値
08:30 全国消費者物価指数 日本 0.9% 0.8%
22:30 新規失業保険申請件数 米国 21万件 20万件
24:00 住宅販売保留指数 米国 0.5% 0.4%

まとめ

本日の東京株式市場は、米国市場でのハイテク株安や円高進行を背景に、大幅な下落となりました。

 

半導体関連や輸出関連株に売りが集中しましたが、一部の商社株やディフェンシブ銘柄には買いが入りました。今後も米国の経済指標や為替動向に注視が必要です。

 

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