
目次
本日(2月28日)の東京株式市場では日経平均株価が大幅に下落し、一時1000円を超える下げ幅となりました。
前日の米国市場でハイテク株が急落した流れを受け、国内の半導体関連株にも売りが広がりました。アドバンテストが10%超の下落となり、日経平均を200円ほど押し下げる要因となっています。
また、トランプ米大統領がカナダ・メキシコへの追加関税を3月4日から発動する方針を示し、中国にもさらなる関税を課す可能性を示唆したことが市場の警戒感を高めています。これにより自動車関連株を中心に売りが強まりました。
それでは本日の東京市場の動向を詳しく見ていきましょう。

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東京株式市場の状況(2025年2月28日 10:12時点)
米国市場の影響
前日の米株式市場ではハイテク株が大幅に下落しました。
- ナスダック総合株価指数:2.78%安
- フィラデルフィア半導体株指数(SOX):6.09%安
半導体大手エヌビディアが短期的な利益率の悪化懸念から急落したことが、東京市場にも波及し、半導体関連株の売りを誘発しました。
また、トランプ米大統領がカナダ・メキシコに対する追加関税を3月4日から発動すると発表し、中国への追加関税強化の可能性も示唆したことで貿易摩擦の激化が懸念されています。
東京市場の動き
28日の東京市場では半導体関連株の急落が日経平均を押し下げました。また、米国の追加関税の影響を受けやすい自動車株や輸出関連株も売りが広がり、一時1000円超の下げ幅となりました。
10時現在の東証プライム市場の売買動向
売買代金:概算1兆2759億円
売買高:5億4867万株
個別銘柄の動き
銘柄名 | 動向 |
---|---|
アドバンテスト | 10%超の急落、日経平均を200円押し下げ |
トヨタ | 貿易摩擦懸念で売りが拡大 |
TDK | 米ハイテク株安の影響で売られる |
ファストリ | 下げ幅を拡大 |
セブン&アイ | 小幅高、内需関連の強さが支え |
アサヒ | 内需関連の買い優勢 |
LINEヤフー | 買いが優勢 |
為替市場の動向
外国為替市場では、円相場が対ドルで強含んでいます。東京時間の28日朝には1ドル=148円台後半となり、円高・ドル安の流れが続いています。これにより、輸出関連企業の業績懸念が高まり、トヨタやホンダなどの自動車株が下落しています。
人気のテーマ
テーマ | 内容 |
---|---|
半導体関連 | エヌビディア急落を受け、アドテストなど大幅安 |
自動車関連 | トランプ政権の追加関税発表を受け、売り優勢 |
輸出関連 | 円高進行で業績懸念が強まり、売りが広がる |
内需関連 | セブン&アイやアサヒが堅調 |
テクノロジー関連 | 半導体規制の警戒感から不安定な動き |
注目の銘柄
銘柄名 | 内容 |
---|---|
アドバンテスト | 10%超の下落、半導体関連の売りが加速 |
トヨタ | 追加関税発表で売りが広がる |
TDK | 米ハイテク株安の影響で下落 |
セブン&アイ | 内需関連として堅調 |
LINEヤフー | 買いが優勢 |
今日の主要経済ニュース(2025年2月28日)
時間 | 発表内容 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|
08:50 | 日本1月失業率 | 2.5% | 2.4% |
10:30 | 中国2月製造業PMI | 49.2 | 49.5 |
16:00 | ドイツ2月消費者物価指数(CPI) | +2.7% | +3.1% |
22:30 | 米国1月個人消費支出(PCE) | +1.8% | +2.0% |
まとめ
本日の日経平均は大幅反落し、一時1000円超の下落となりました。
米国市場でのハイテク株急落を受け、国内の半導体関連株が急落。またトランプ政権の追加関税発表を受けて、自動車関連株や輸出関連株にも売りが広がりました。
- 日経平均は前日比1000円超安の3万7200円前後で推移
- 米エヌビディアの急落で半導体関連銘柄に売り
- トランプ政権の追加関税発表で自動車関連株が下落
- 内需関連銘柄は堅調な動き
今後は米国市場の動向や追加関税の影響がどこまで広がるかが焦点となりそうです。