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最近、SNSなどで大きな話題となっている『株式会社REVOLUTION』の株主優待制度に関する騒動について解説します。
『株式会社REVOLUTION (証券コード: 8894)』が発表した株主優待制度が一度も実施されることなく廃止されたことで、投資家から大きな批判を注ぐ声が高まっています。
また子会社『WeCapital』関連する株式売却やIPO計画についても不透明な経営方針に注目が集まっている件についても解説します。
株主優待制度の発表と廃止
2024年10月、株式会社REVOLUTIONは『年間12万円分のQUOカードPayを提供する株主優待』を発表しました(出典:PR TIMES)。これにより株価が一旦急高しました。
引用元:PR TIMES
しかし、2025年3月になって一度も実施せずに廃止を決定。会社側は『財源の確保が困難になった』と説明しています(出典:公式発表)。
出典:公式発表
この一連の流れから投資家からは『最初からやる気がなかったのでは』という疑念の声が上がっています。
WeCapital株主の大量売却で優待財源が崩壊
株式会社REVOLUTIONは2024年10月にWeCapital株式会社を子会化した際、WeCapitalの一部株主と『中長期的に株価の上昇に貢献する』と口頭合意していたとしていました。
しかし、2024年12月から2025年1月にかけて、WeCapitalの株主が大量のREVOLUTION株を市場で売却(出典:決算補足説明資料)。
これにより株式会社REVOLUTIONの株価が下落し、優待対象株主が急増 (最大9,930名)。必要な優待財源が年間11.9億円まで拡大。
この結果、会社側は優待の廃止を決定しました。
WeCapitalのIPO計画に投資家から疑問の声
株式会社REVOLUTIONは、2026年にWeCapitalのIPO計画を発表(出典:決算補足説明資料)。
- 2026年時価総額600億円
- 2027年時価総額1000億円
IPOが実現されれば、REVOLUTIONの株価に大きな影響を与えると思われますが、投資家の中では『本当にIPOできるのか?』と疑問の声も上がっています。
株式会社REVOLUTIONの今後の動向で見るべき点
株式会社REVOLUTIONの今後の動きに多くの人が注目しています。以下の点を注意して見ておくと、今後の動きがさらに読みやすくなると思います。
- 会社側の信頼回復に向けた実際の動き
- IPOの計画が本当に進むのか
- 投資家の動向が何を選択するか
本記事の内容は公開情報および市場の反応に基づいており、投資判断を促すものではありません。投資の最終判断は自己責任で行うようご注意ください。
株式会社REVOLUTIONの会社概要
名称 | 株式会社REVOLUTION |
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代表取締役 | 砂川 優太郎 |
所在地 | 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニ ガーデンコート 12F |
電話番号 | 03-6627-3487 |
公式ウェブサイト | https://revolution.co.jp/ |