目次
忙しい方でもサクッと理解できるように後場寄り付きの情報を簡潔にまとめました。
28日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比290円ほど高い3万9600円台前半で堅調に推移しています。
ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが引き続き相場をけん引しているほか、三菱UFJや三井住友FGが後場に入って上げ幅を拡大し、銀行・保険セクターの上昇が目立っています。
東京株式市場の状況(2024年5月28日後場寄り付き)
日経平均株価は堅調に推移し、前日比290円ほど高い3万9600円台前半を記録しています。ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが相場をけん引し、三菱UFJや三井住友FGも上昇しています。特に銀行・保険セクターが国内長期金利の上昇を背景に顕著な上昇を見せています。
米国市場の影響
米国市場の影響は限定的であり、東京市場では独自の動きが見られます。特に国内の金利動向が大きな影響を与えている様子です。
東京市場の動き
後場に入り、銀行・保険セクターが上昇を主導しています。三菱UFJや三井住友FGが大幅に上げ幅を拡大し、国内長期金利の上昇が背景にあります。一方で、中国景気に敏感な資生堂は下落が目立ち、中国内需の回復が弱いとの見方から売りが優勢となっています。
為替市場の動向
現在の為替市場では、円相場の動きが注目されていますが、特に大きな変動は見られていません。
個別銘柄の動き
アドテスト、ファナック、TDK、東京海上が上昇している一方で、中外薬、花王、ニデック、オムロンが下落しています。
人気のテーマ
テーマ | 説明 |
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銀行・保険セクター | 国内長期金利の上昇を背景に大幅上昇しています。 |
ハイテク株 | ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが相場をけん引しています。 |
中国内需関連株 | 資生堂が中国内需の弱さから売られています。 |
半導体関連 | アドテスト、ファナック、TDKなどが上昇しています。 |
医薬品株 | 中外薬や花王が下落していますが、東京海上は上昇しています。 |
注目の銘柄(中小型株)
銘柄 | 説明 |
---|---|
ユナイテッドアローズ (7606) | 小売業界で堅調な売上成績を示し、特にオンライン販売が好調です。 |
セレス (3696) | ビットバンクの業績向上により、最終利益予想が引き上げられ注目されています。 |
ブロードバンドタワー (3776) | データセンター事業での構造改革が成功し、黒字転換を果たした企業です。 |
ACSL (6232) | 大型案件受注により成長が期待されるドローン関連企業です。 |
中部飼料 (2053) | 年初来高値を更新し、業績見通しの改善が注目されています。 |
今日の主要経済ニュース
2024年6月28日に発表される主な経済指標をまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
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全国消費者物価指数(CPI) (5月) | 日本 | 23:30 | 2.5% | 2.7% | |
個人所得および支出 (5月) | 米国 | 12:30 | – | – | |
州別GDPおよび州別個人所得 (Q1) | 米国 | 14:00 | – | – | |
カナダ国際商品貿易 (5月) | カナダ | 12:30 | – | – |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場 前場まとめ
東京株式市場は堅調な動きを見せ、銀行・保険セクターが特に目立った上昇をしています。一方で、中国景気に敏感な銘柄には売りが見られます。為替市場の動向も注視しながら、投資家は今後の金利動向に注意を払う必要があります。