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忙しい方でもサクッと理解できるように9月18日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
2024年9月18日午前の東京株式市場では、日経平均株価は上昇一服の展開となり、前日比で250円ほど高い3万6400円台半ばで推移しています。一時470円以上の上昇を見せる場面もありましたが、その後は買いの勢いが落ち着いています。
東京株式市場の状況(2024年9月18日)
東京市場では、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて投資家心理が慎重になっており、運用リスクを抑えるための売りが上値を抑えています。市場では、FRBが決定する利下げの幅が0.25%か0.5%かによって、円相場が大きく動く可能性があるとの見方が広がっています。東エレクは一時上昇しましたが、その後は下落に転じました。
米国市場の影響
米国市場の影響が東京市場にも反映されています。特にFOMCでの利下げ幅の決定が注目されており、その結果次第で円相場や株式市場の動向が大きく変わる可能性があるため、積極的なリスクテイクが難しい状況となっています。
東京市場の動き
東京市場では、利下げ観測を受けて円相場の動きが注目されています。現在のところ、リスクを抑えた売りが上値を押さえる一方で、短期的な投資家の動きもあり、変動が見られます。東エレクのような値がさ株の動きが市場全体の方向性に影響を与えています。
為替市場の動向
為替市場では、米FOMCの利下げ幅が0.25%か0.5%になるかが焦点となっており、結果次第で円相場が大きく変動する可能性があります。このため、円安基調で推移しているものの、不安定な要素が多く、慎重な取引が行われています。
個別銘柄の動き
- 上昇銘柄: ファストリ(ファーストリテイリング)、アドバンテスト(半導体製造装置)、TDK(電子部品)、トヨタ(自動車)。
- 下落銘柄: 中外製薬(医薬品)、大塚ホールディングス(医薬品)、オリエンタルランド(レジャー)、花王(化学)。
人気のテーマ
テーマ | 銘柄数 | 上昇率 | 下落率 |
---|---|---|---|
半導体関連 | 5 | +2.5% | -1.0% |
自動車関連 | 4 | +1.8% | -0.5% |
医薬品関連 | 3 | +1.0% | -2.2% |
レジャー関連 | 2 | +0.5% | -1.5% |
小売関連 | 4 | +2.0% | -1.0% |
注目の銘柄
銘柄 | 業種 | 上昇率 |
---|---|---|
ファストリ | 小売 | +3.2% |
アドバンテスト | 半導体製造装置 | +2.8% |
TDK | 電子部品 | +2.1% |
トヨタ | 自動車 | +1.7% |
ソフトバンクグループ | 通信・投資 | +1.5% |
今日の主要経済ニュース
2024年9月18日に発表される予定の日本および世界の経済指標をまとめました。
地域/国 | 指標名 | 内容 |
---|---|---|
日本 | 機械受注(7月) | 7月の日本の機械受注データが発表されます。 |
アメリカ | 住宅着工件数と建設許可件数(8月) | 米国の8月の住宅着工件数と建設許可件数が発表されます。 |
アメリカ | FOMC会合 | 米国連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定会合が開催されます。 |
アメリカ | 外国証券取引(7月) | 米国の7月の外国証券取引データが発表されます。 |
カナダ | 国際証券取引(7月) | カナダの7月の国際証券取引データが発表されます。 |
イギリス | 消費者物価指数(CPI)(8月) | 英国の8月の消費者物価指数が発表されます。 |
ユーロ圏 | 消費者物価指数(CPI)(8月・確報値) | ユーロ圏の8月の消費者物価指数の確報値が発表されます。 |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
日経平均株価は上昇を見せるも、上値での利益確定売りが見られる状況です。特に米FOMCの利下げ幅に注目が集まっており、投資家心理は慎重です。