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14日の東京株式市場では日経平均株価が小幅反落で取引を開始しました。
前日までの3日続伸を受けた利益確定売りが出たほか、円相場が1ドル=153円近辺と円高・ドル安に振れたことが重荷となっています。ハイテク株などには買いが入り、上昇に転じる場面も見られました。
それでは、解説していきます。

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東京株式市場の状況(2025年2月14日 10:14時点)

米国市場の影響
前日の米株式市場ではトランプ大統領が『相互関税』の導入を指示する覚書に署名しましたが、即時の関税発動は見送られたことで市場の過度な懸念が後退。
外国為替市場では円高・ドル安が進行し、東京市場では輸出関連株に売りが先行する展開となりました。
東京市場の動き(10:14時点)
日経平均株価は前日比190円安の3万9200円台後半で推移しています。前日までの3日続伸を受けた利益確定売りが出たほか、円高進行も相場の重荷となりました。
岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「前日までの上昇は、株価指数オプション2月物の特別清算指数(SQ)に向けた投機筋の思惑的な動きもあり、SQ算出後に利益確定売りが出やすい状況だった」と指摘しています。
SQ値はQUICK試算で3万9432円64銭でした。
為替市場の動向
東京外国為替市場では、円相場が1ドル=152円台半ばと前日夕時点の154円台から円高・ドル安に振れています。これにより企業業績の上積み期待が後退し、輸出関連株に売りが広がりました。
個別銘柄の動き(10:14時点)
値上がり銘柄
| 銘柄名 | 理由 |
|---|---|
| ソニーG(6758) | 前日の決算が好感され、大幅高 |
| ライオン(4912) | 決算発表を受けて買い優勢 |
| 日立(6501) | 堅調な業績見通しが支え |
| ソフトバンクG(9984) | ハイテク株高を受け買い進む |
| ホンダ(7267) | 前日の決算発表後に見直し買い |
値下がり銘柄
| 銘柄名 | 理由 |
| JT(2914) | 利益確定売りが優勢 |
| 第一三共(4568) | 円高進行で業績懸念 |
| 伊藤忠(8001) | 利益確定売りで軟調推移 |
| キーエンス(6861) | 値がさ株の調整売り |
| パンパシHD(7532) | 市場全体の調整に連れ安 |
今日の主要経済ニュース(2025年2月14日)
| 時間 | 発表内容 | 予想 | 前回 |
| 08:50 | 日本1月鉱工業生産(速報) | +1.3% | +1.0% |
| 10:30 | 中国1月小売売上高 | +4.5% | +4.2% |
| 16:00 | ドイツ1月消費者物価指数(CPI) | +3.1% | +2.9% |
| 22:30 | 米2月ミシガン大消費者信頼感指数 | 82.0 | 81.2 |
まとめ
14日の東京株式市場では、日経平均株価が反落し、3日続伸の利益確定売りと円高進行が重荷となりました。特に輸出関連株に売りが広がり、日経平均は一時200円安の3万9200円台後半で推移しました。
一方、ソニーGやライオンなど決算発表が好感された銘柄は上昇し、相場の支えとなりました。今後の焦点は、米国の経済指標の発表や、トランプ政権の関税政策の動向となりそうです。





