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2025年4月14日の東京株式市場は、前週末の急落から自律反発の動きが強まり、日経平均株価は大幅に反発しました。前引けでは3万4000円台を回復し、半導体関連株やゲーム関連株を中心に買いが優勢となりました。
東京株式市場の状況(2025年4月14日)
日経平均株価は前週末比420円79銭高の3万4006円37銭で始まり、その後700円超まで上げ幅を拡大しました。前引けは529円94銭高の3万4115円52銭で、4営業日ぶりに3万4000円台を回復しました。
米国市場の影響
11日の米株式市場では主要株価指数がそろって上昇し、特にSOX指数が2.5%高となりました。これを受けて、東京市場でも半導体関連株に買いが広がり、投資家心理の改善につながりました。
東京市場の動き
海外勢による株価指数先物の買いが相場をけん引。東エレク、アドテスト、ディスコ、レーザーテクなどが軒並み高となり、村田製作所、TDK、京セラなどの電子部品株も上昇しました。
一方で、午前中に赤沢経済再生相が為替に関する発言を行い、円相場が一時上昇。これが上値の重しとなる場面もありました。
東証株価指数(TOPIX)は37.02ポイント高の2503.93で取引を終えました。東証プライムの売買代金は概算で1兆9169億円、売買高は8億254万株でした。
個別銘柄の動き(2025年4月14日)
- 上昇:バンナムHD、コナミG、東エレク、アドテスト、ディスコ、レーザーテク、TDK、村田製、京セラ、JINSHD
- 下落:イオン、良品計画、IDOM、ファストリ
人気のテーマ(2025年4月14日)
- 半導体関連:東エレク、アドテスト、ディスコ
- 電子部品株:TDK、村田製、京セラ
- ゲーム関連:バンナムHD、コナミG
- リバウンド期待:JINSHD
- 内需・ディフェンシブ:イオン、良品計画
注目の銘柄(2025年4月14日)
- 東エレク:米SOX指数高を受け大幅反発
- アドテスト:業績期待と米株高で買い優勢
- コナミG:ゲーム関連として個人投資家に人気
- JINSHD:業績予想上方修正で大幅高
- IDOM:急落で注目される売買高増加銘柄
今日の主要経済ニュース(2025年4月14日)
時間(日本) | 内容 | 対象国・地域 |
---|---|---|
08:50 | 機械受注(2月) | 日本 |
21:30 | 小売売上高(3月) | 米国 |
23:00 | 製造業景況指数(4月) | 米国 |
まとめ
14日の東京市場は、米株高や半導体関連の買いを背景に大幅反発となりました。為替の動向や米関税政策の不透明感が引き続き警戒されるものの、短期的な自律反発の地合いが強まりつつあります。