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19日の東京株式市場は、米国株安や中東情勢の不透明感を背景に、利益確定売りが優勢となりました。前日にダウ平均が下落した流れを引き継ぎ、日経平均は寄り付きから反落。
米FRBの政策金利据え置きとパウエル議長の慎重姿勢を受け、半導体関連など主力株中心に売りが広がる展開となっています。
東京株式市場の状況(2025年6月19日)

- 寄り付き:3万8,858円52銭(前日比-26円)
- 9時30分時点:3万8,500円台後半(-約310円)
- 10時台:一時3万8,500円を下回る場面も
- 売買代金(東証プライム、10時時点):概算1兆861億円
- 業種別動向:半導体・ハイテク株が売られ、内需ディフェンシブや一部小売は堅調
米国市場の影響
18日まで開催された米FOMCでは、政策金利が据え置かれた一方、パウエル議長が「利下げを急がない」との姿勢を強調。これを受けて米国市場ではダウ平均が下落し、東京市場でも投資家心理を冷やしました。
東京市場の動き
- 売り優勢の背景:FOMC後の米株安、中東情勢の緊迫化、相場の過熱感
- 下げを主導した銘柄:ファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテスト
- 一部堅調な銘柄:ソフトバンクG、イオン、ルネサスなど
為替市場の動向
本日のドル円は144円台後半で推移しており、前日からやや円高方向に振れています。
個別銘柄の動き
| 銘柄名 | 動き | コメント |
|---|---|---|
| ファーストリテイリング | 下落 | 指数寄与度が高く、全体を押し下げる |
| 東京エレクトロン・アドバンテスト | 下落 | 半導体株に売り集中 |
| トヨタ・信越化学・ファナック | 下落 | 景気敏感株に調整売り |
| ソフトバンクグループ | 上昇 | ハイテク株一角に押し目買い |
| ルネサス・イオン | 上昇 | 需給妙味とディフェンシブ銘柄の物色 |
人気のテーマ
| 順位 | テーマ | 関連銘柄 |
|---|---|---|
| 1 | 中東情勢 | INPEX、石油資源開発 |
| 2 | 半導体 | アドバンテスト、ルネサス |
| 3 | 内需関連 | イオン、良品計画 |
| 4 | 輸出関連 | トヨタ、ファナック |
| 5 | ディフェンシブ | JT、中外製薬 |
注目の銘柄
| 銘柄名 | 市場 | コメント |
|---|---|---|
| ルネサスエレクトロニクス(6723) | プライム | 半導体株のなかで堅調を維持 |
| イオン(8267) | プライム | ディフェンシブ買いで上昇 |
| 良品計画(7453) | プライム | 内需関連として堅調 |
| 任天堂(7974) | プライム | 円安支援で上昇 |
| 豊田通商(8015) | プライム | 資源関連思惑もあり堅調 |
今日の主要経済ニュース
| 時刻(JST) | 内容 | 予想 | 前回 | 影響通貨 |
|---|---|---|---|---|
| 21:30 | 米 新規失業保険申請件数 | 23.5万件 | 24.2万件 | USD |
| 23:00 | 米 景気先行指標総合指数(5月) | -0.3% | -0.6% | USD |
| 27:00 | FRBバランスシート | ― | ― | USD |
こちらでも経済指標カレンダーを確認することができます↓
まとめ
米国FOMC後の慎重なスタンスと中東の地政学リスクが重なり、東京市場では日経平均が反落。ファストリや半導体株が下げを主導し、利益確定の動きも出ています。
一方、ルネサスやイオンなど一部内需・ディフェンシブ株には買いが入り、相場全体としては二極化の様相を呈しています。後場以降の動きは、米先物や為替の反応次第で変化も見られそうです。
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