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東京市場に晴れやかな好機到来。
米株高や円安、さらに関税緩和への期待が重なり、日経平均がついに『43000円台』に突入しました。午前中から高値圏を維持する強気相場の勢いを、分かりやすく紐解いていきます。
東京株式市場の状況(2025年8月13日)
始値は前日比+372円84銭の 4万3090円91銭となり、取引時間中に史上初の『43000円台』へ上昇。トップIX(TOPIX)も連日の最高値更新を遂げました。
米国市場の影響
前日の米株式市場では、7月消費者物価指数(CPI)が予想通りであったことを受け、FRBの9月利下げ観測が高まり、投資家心理を大きく刺激しました。
東京市場の動き
海外短期筋による先物買いと、売り方の買い戻しが相場に勢いをつけました。
アドテストやファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、三菱UFJ、サンリオなどが上昇。中でも三菱UFJとサンリオは株式分割考慮ベースで上場来高値を更新。

こういう日は材料がはっきり出ている銘柄に注目が集まりますね
為替市場の動向
ドル/円はおおよそ 147~148円台で推移。特に147.76円という水準が直近の相場を反映しており、輸出関連株には明確な追い風となっています。
個別銘柄の動き
- アドテスト、ファストリ、SBG:物色機運の先端として上昇を牽引
- 三菱UFJ、サンリオ:材料好転で上場来高値更新
- 一方で、ソニーGなど一部利益確定売りも見られました。
人気のテーマ
- 米金利利下げ期待:CPIを受けて市場のセンチメント改善
- 米中関税緩和:90日延長が投資心理改善につながる
- 輸出株への追い風:円安の追い風で業績期待が高まる
- 海外投資家の先物買い主導:相場の勢いを加速
- 個別材料株の存在感:決算や分割で反応
注目の銘柄
- アドテスト、ソフトバンクG、ファストリ:テーマ株として注目度高し
- 三菱UFJ、サンリオ:見通し好転銘柄として割安感・物色人気
- 輸出系(トヨタなど):円安メリットの恩恵あり
今日の主要経済ニュース
- 米CPI続報:物価・消費データがFRB政策に与える影響に要注目
- 米ドル下落と利下げ期待:為替相場の行方にも関心が集まります
まとめ
本日の東京市場は、米国の金融政策期待、円安、関税緩和という好循環により一時900円高という強烈な勢いを見せました。ただし、上昇ペースの速さゆえに過熱懸念も否めません。
今後はCPI動向・為替、各社決算に目を配りつつ、バランス良く相場と向き合いたいところです。





