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佐藤真理子
忙しい方のために8月26日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。
26日の東京株式市場は、米株安と円高進行が重荷となり、日経平均株価は反落しています。
前日の取引時間中には一時4万3000円台に乗せる場面もありましたが、短期的な過熱感も意識され、利益確定売りが広がりました。
寄り付き:米株安を受け、日経平均は反落でスタート

26日の日経平均株価は前日比188円安の4万2619円66銭で寄り付きました。
25日の米株式市場では、ダウ平均をはじめ主要3指数が反落。前週末に利下げ期待で最高値を更新した直後だったため、利益確定売りが優勢となりました。
- 米株の下落が日本市場に波及
- 値がさ株のファストリやSBGに売り
- 直近の急騰による過熱感も意識

佐藤真理子
過熱感の調整が自然に出てきた、という印象ですね。
前場寄り付き:円高が進行し、下げ幅を拡大
午前9時半ごろ、日経平均は340円安の4万2400円台後半まで下げ幅を広げました。
背景には、トランプ米大統領がクックFRB理事を解任したとの報道があり、外国為替市場でドル売りが進んだことがあります。
円は一時1ドル=147円台前半まで上昇し、輸出関連株の重しとなりました。
- トランプ大統領がFRB理事を解任 → ドル売り優勢
- 円高進行 → 自動車など輸出関連株に逆風
- 日本株全体の重荷 → TOPIXも反落

佐藤真理子
為替の振れは、やはり日本株には大きな影響がありますね。
個別銘柄:売り優勢のなかでも一部は堅調
主力株ではリクルートやダイキン、中外薬や第一三共が下落しました。一方で、良品計画は買われ、個別材料を背景に逆行高する銘柄も見られました。
- 下落銘柄:ファストリ、SBG、リクルート、ダイキン、中外薬
- 上昇銘柄:良品計画

佐藤真理子
全面安ではなく、物色の目は残っている点は注目ですね。
今日のまとめ
- 日経平均は米株安と円高を背景に反落スタート
- 前場寄り付きでは一時340円安まで下落
- FRB理事解任の報道がドル売りを誘発
- 主力株に売りが目立つ一方、良品計画は上昇

佐藤真理子
米金融政策と為替が相場のカギを握る展開が続きそうです。





