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佐藤真理子
忙しい方のために9月17日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。
9月17日の東京株式市場は、前日の米国株安と円高進行を背景に日経平均株価が反落して取引を開始しました。
寄り付き直後には一時260円を超える下げ幅となりましたが、半導体株への買い戻しが下支えとなり、相場は次第に落ち着きを取り戻しています。
東京市場の動向:利益確定売りが先行

東京市場では、最高値圏にある日本株に対し利益確定の売りが優勢となりました。
- 日経平均は前日比260円安の4万4600円台半ばまで下落。
- 米国株安の影響に加え、海外短期筋による先物売りが観測されました。
- ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストといったAI関連銘柄に利益確定売りが出たことも下押し要因となりました。

佐藤真理子
高値圏特有の持ち高調整が目立ちましたね
米国市場の影響:最高値圏での調整
前日の米国株式市場では主要3指数がそろって下落しました。
- ダウ平均を含む主要指数は高値圏にあり、持ち高調整の売りが出やすい局面でした。
- 東京市場もその流れを引き継ぎ、序盤は売りが先行しました。

佐藤真理子
米国市場の小休止が東京市場にも波及した格好です
為替市場の動き:円高が重荷
外国為替市場では円相場が1ドル=147円台前半まで円高に振れました。
- 前日夕の148円台後半からの円高が輸出関連株に影響。
- 自動車や精密機器といった外需株に売りが広がりました。

佐藤真理子
為替の動きは株価に直結するため、投資家心理を左右します
午前10時の状況:半導体株が相場を下支え
午前10時時点では、日経平均は前日比50円安の4万4800円台半ばへと下げ幅を縮小しました。
- 半導体関連株に買い戻しが入り、アドテストが下落から一転して上昇。
- 東エレクやディスコも堅調に推移し、相場を支えました。

佐藤真理子
AI関連株の底堅さが相場全体を支えました
主な銘柄の動向
- 【下落】ファストリ、SBG、ファナック
- 【上昇】アドテスト、東エレク、ディスコ、テルモ

佐藤真理子
主力株の明暗がくっきり分かれた展開でしたね
きょうの主要経済ニュース
- 米国株式市場は主要3指数が下落、高値圏での調整局面。
- 円相場は147円台前半まで円高が進行。
- 東京市場では利益確定売りが優勢も、半導体株が下支え。

佐藤真理子
海外要因に振らされつつも、AI関連株への期待は依然として強いです
まとめ
日経平均は反落して始まり、一時260円超の下げを記録しました。しかし半導体株の買い戻しが相場を支え、下げ幅は縮小。米国株安や円高進行が重荷となる一方で、AI関連銘柄の底堅さが引き続き注目されています。今後は為替動向や米金融政策が市場の焦点となりそうです。





