【9月26日 前場まとめ】日経平均は反落。FRB利下げ観測後退で売り先行、円安と配当取りが下支え

目次

佐藤真理子
忙しい方のために9月26日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。

 

きょうの東京市場は、米国からの逆風と国内要因が入り混じる一日となりました。

 

米景気の強さを示す指標が相次ぎ、「FRBが積極的に利下げを進めるのでは」という観測が後退。米株安を受けて日経平均は下げて始まりましたが、為替の円安基調や配当取り需要が買い支えとなり、下値は限定的でした。

 

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東京市場の動向:寄り付きは大幅安、その後下げ幅縮小

今日の東京株式市場

26日前場の東京株式市場で日経平均株価は反落スタート。朝方は一時300円を超える下げとなりましたが、その後は下げ幅を縮小し、午前10時時点では前日比160円安の4万5500円台後半で推移しました。

 

背景には以下の要因があります。

 

  • 米景気の堅調さ → FRBの積極的利下げ観測が後退
  • 円安(1ドル=149円台後半) → 自動車や輸出関連株に追い風
  • 配当権利取り需要 → 高配当株に個人投資家の買いが入りやすい

 

 

佐藤真理子

売りと買いが交錯する綱引き相場になりましたね

 

 

米国市場の影響:利下げ期待の後退で株安

25日の米株式市場では主要3指数がそろって下落しました。

 

  • ダウ工業株30種平均は4万6292ドル(前日比88ドル安)
  • 新規失業保険申請件数が7月以来の低水準(労働市場の強さを示す)
  • 4〜6月期の米GDP確定値が上方修正

 

こうした指標が『米経済は想定以上に強い』との見方を広げ、FRBによる積極的な利下げが遠のくとの警戒感が強まりました。これが株売りの引き金となり、東京市場にも波及しました。

 

佐藤真理子

利下げ期待が後退すると、株式市場には冷や水となります

 

 

個別銘柄の動き:明暗分かれる展開

  • 下落銘柄:アドテストやディスコなど半導体関連、ファストリ、レーザーテク、大塚HD
  • 上昇銘柄:ソニーG、コナミG、リクルート、富士フイルム、任天堂

 

特にソフトバンクグループ(SBG)は、連日の上場来高値更新の後に反落。市場では『半導体関連株が今後も日経平均を大きく動かす』との見方が強まっています。

 

佐藤真理子

テーマ株の値動きが、相場全体のムードを左右している印象です

 

為替と配当取り需要が下支え

為替市場では円安・ドル高(1ドル=149円台後半)が続いており、自動車株をはじめとする輸出関連に買いが入りました。

 

また、この日は3月期決算企業の中間配当の権利付き最終日。権利取りを目的とした買い需要が、相場を支えたとみられます。

 

 

佐藤真理子

投資家心理として『配当を取っておこう』という動きが、株価を下支えしていますね

 

 

きょうの主要経済ニュース

  • 米失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の強さを確認
  • 米GDP確定値が上方修正、利下げ観測が後退
  • 円相場は149円台後半で推移し、自動車株を支援
  • 東京市場では配当取り需要が買い支えに

 

 

佐藤真理子

米景気の強さと国内の配当需要。今日は二つの力がせめぎ合った相場でした

 

 

まとめ

26日午前の東京株式市場は、米株安を受けて反落で始まりました。ただし、円安や配当権利取りを背景に下げ幅は縮小し、売り一色の展開にはなりませんでした。

 

今後は『FRBの利下げペース』と『国内企業の業績・配当』が投資家の注目点となりそうです。

 

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