
目次

きょうの東京市場は、前日の米国株高をしっかり引き継ぎ、日経平均が続伸でスタートしました。寄り付きから5万円台を回復し、上げ幅は一時600円を超えました。海外投資家による先物買いも入り、強い流れが目立っています。
【注目記事】
東京株式市場の状況(2025年11月27日 前場)

日経平均株価は前日比約530円高の5万0100円台前半で推移しています。取引時間中の5万円台乗せは今月20日以来で、上げ幅は一時600円超となりました。

海外勢の先物買いが相場を押し上げています。節目の5万円台に乗せたことで投資家心理が改善しているように見えます。
米国市場の影響

前日の米国株式市場ではダウ平均をはじめ主要3指数が上昇しました。弱い経済指標を受けて、FRBの追加利下げ観測が強まり、ハイテク株を中心に買いが入りました。
半導体指数であるSOX指数は2.75%高。この流れを受け、東京市場でも半導体関連株に買いが波及しています。
東京市場の動き
海外投機筋による日経平均先物への買いが続き、相場全体を押し上げています。
-
半導体関連:東京エレクトロン、アドバンテストなどが堅調。
-
銀行株:日銀の追加利上げ観測から銀行株が買われ、TOPIXも続伸。
-
内需株:建設関連を中心に一部物色。
-
医薬品株:中外製薬、第一三共、塩野義が安く、ディフェンシブの一角はさえない動き。
為替市場の動向
27日早朝の外国為替市場で円相場は上昇しました。
8時30分時点で1ドル=156円26〜27銭(前日比11銭の円高) となっています。
米国の追加利下げ観測が根強く、円買いがやや優勢となりました。
一方、対ユーロでは円安です。
1ユーロ=181円25〜28銭(前日比18銭の円安) となっています。
ユーロは対ドルでも上昇し、1ユーロ=1.1599ドル近辺 で推移しました。

米利下げ観測が下支えとなり円高基調が続く一方、ユーロ高の流れには押され気味です。複数の通貨で方向性が分かれるため、為替が株式市場に与える影響も慎重に見ておきたい局面です。
個別銘柄の動き
強い銘柄
-
ソフトバンクグループ
-
豊田通商
-
TDK
弱い銘柄
-
中外製薬
-
第一三共
-
塩野義製薬
人気のテーマ
| テーマ | 背景 |
|---|---|
| 半導体 | SOX指数上昇で関連株に資金流入 |
| 利下げ関連 | 米利下げ観測強まり金利敏感株が上昇 |
| 銀行 | 日銀の追加利上げ観測で物色拡大 |
| 内需株 | 建設などに選別買い続く |
| ディフェンシブ売り | 医薬品株に利益確定売り |
注目銘柄
| 銘柄 | ポイント |
|---|---|
| 東京エレクトロン | SOX高を追い風に買い優勢 |
| アドバンテスト | 半導体関連の物色一巡前に強い動き |
| ソフトバンクグループ | グロース株物色の流れに乗る |
| 豊田通商 | 市況改善で業績期待が再浮上 |
| TDK | 電子部品関連の買い戻しが継続 |
今日の主要経済ニュース
| 時刻 | 国 | 指標名 | 予想 | 結果 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 06:45 | NZ | 7-9月期四半期小売売上高(前期比) | 0.6% | 1.9% | 0.5%(0.7%) |
| 09:00 | NZ | 11月ANZ企業信頼感 | — | 67.1 | 58.1 |
| 09:30 | 豪州 | 7-9月期四半期民間設備投資(前期比) | 0.5% | 6.4% | 0.2%(0.4%) |
| 16:00 | 独 | 12月GFK消費者信頼感 | -23.2 | — | -24.1 |
| 16:00 | トルコ | 10月貿易収支 | -74億ドル | — | -69億ドル |
| 18:30 | 南ア | 10月卸売物価指数(前月比) | 0.1% | — | -0.1% |
| 18:30 | 南ア | 10月卸売物価指数(前年比) | 3.1% | — | 2.3% |
| 19:00 | ユーロ | 11月消費者信頼感(確定値) | -14.2 | — | -14.2 |
| 19:00 | ユーロ | 11月経済信頼感 | 97.0 | — | 96.8 |
| 21:00 | メキシコ | 10月貿易収支 | -4.55億ドル | — | -24.00億ドル |
| 21:30 | ユーロ | ECB理事会議事要旨 | — | — | — |
| 22:30 | カナダ | 7-9月期経常収支 | -165億CAD | — | -211.6億CAD |
まとめ
東京市場は米国株高を背景に、半導体・銀行を中心に買いが広がっています。日経平均は5万円台を回復し、強い地合いが続いています。
一方で医薬品株には売りも見られるため、セクターごとの明暗がはっきりした前場となりました。






