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2月3日の東京株式市場は、前日の米国株高と円安進行を背景に、買いが一気に強まりました。日経平均株価は大幅反発でスタートし、寄り付き直後から上げ幅を拡大しています。
東京株式市場の状況(2026年2月3日 午前)

3日前場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反発しました。
前日比でおよそ1200円高い5万3800円台半ばで推移し、上げ幅は一時1300円を超えました。
前日の米株高を受けて投資家心理が改善し、日本株には幅広く買いが先行しました。外国為替市場では円相場が1ドル=155円台まで下落しており、自動車株を中心に輸出関連銘柄への買いが目立ちました。
東証株価指数(TOPIX)も反発しています。
米国市場の影響

2日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が反発しました。終値は前週末比515ドル高(+1.05%)の4万9407ドルでした。
同日発表された米経済指標が景気の底堅さを示したと受け止められ、景気敏感株や消費関連株を中心に買いが広がりました。
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇しています。
東京市場の動き
東京市場では、米国株高の流れを受けて半導体関連株が買われました。アドバンテストや東京エレクトロンが上昇し、日経平均を押し上げています。
市場関係者からは「日本株相場の下値を警戒するよりも、急ピッチな戻り相場に乗り遅れる可能性が意識されやすい」との声も聞かれ、幅広い投資家層からの買いが入っています。
為替市場の動向
3日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋る展開となりました。10時時点では1ドル=155円49〜50銭と、前日夕方に比べ61銭の円安・ドル高です。
株高を背景にリスク選好姿勢が強まり、円売り・ドル買いが優勢となりました。ただし、1月下旬につけた円安水準からの半値戻し付近では、持ち高調整目的の円買いも入り、下げ幅は限定的でした。
10時前の中値決済に向けては「偏りはない」との声が聞かれ、実需の動きは相場を方向づける材料とはなりませんでした。
個別銘柄の動き
指数寄与度の大きい銘柄が買われています。ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングが上昇しました。
自動車株ではトヨタ自動車、本田技研工業が買われています。
一方で、ヤマハ発動機、ヤマトホールディングス、日本ハムなどは下落しました。
東証10時時点の状況
前場中ごろには、日経平均の上げ幅が一時1400円に拡大し、5万4000円を上回る場面がありました。好決算を材料としたTDKや京セラへの買いも、指数を押し上げました。
10時現在の東証プライム市場の売買代金は概算で2兆1856億円、売買高は7億986万株でした。
今日の主要経済指標
この日は、アジア・欧州を中心に複数の経済指標が予定されています。午前には日本の1月マネタリーベースが発表され、前年同月比でマイナス圏が続きました。
午後以降は、オーストラリアの政策金利発表や、トルコ・フランスの消費者物価指数(CPI)が予定されています。
まとめ
2月3日の東京株式市場は、米国株高と円安を背景に、日経平均が大幅反発となりました。
半導体関連や主力株への買いが相場全体を押し上げる一方、為替は155円台で下げ渋っています。
足元は戻りの勢いが強いものの、海外指標や為替動向をにらみながらの展開が続きそうです。





