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10日の東京株式市場は、衆院選後の政策安定期待を背景に、海外投資家の買いが継続しています。
日経平均株価は寄り付きから大きく上昇し、前週からの強い地合いを引き継ぐ形となりました。
東京株式市場の状況(2026年2月10日)

10日前場寄り付きの日経平均株価は、3日続伸で始まりました。前日比およそ950円高の5万7300円前後で推移しています。
取引時間中の高値である5万7337円を一時上回る場面もありました。
8日に投開票された衆院選で自民党が大勝したことを受け、海外投機筋を中心に日経平均先物への買いが続いています。
米国市場の影響

9日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が小幅に上昇し、最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は前日比0.90%高と堅調でした。
マイクロソフトやオラクルなどのソフトウエア関連株に買いが入り、半導体株の一角も上昇しています。
この流れを受け、日本市場でも値がさ株やハイテク株への買いが先行しました。
東京市場の動き
東京市場では、海外勢の買いを背景に主力株が総じて堅調です。日経平均に比重の大きい銘柄が指数を押し上げる展開となっています。
東証株価指数(TOPIX)も3日続伸しています。
為替市場の動向
10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は対ドルで上昇しました。8時30分時点で1ドル=156円06〜08銭と、前日夕方比で52銭の円高・ドル安です。
中国当局が国内銀行に対し、米国債保有を抑制するよう勧告しているとの報道が伝わり、ドル資産への警戒感が意識されました。
また、米労働市場の減速やインフレ鈍化観測を背景に、FRBの早期利下げ観測が円買いにつながっています。
一方、円は対ユーロでは下落しました。8時30分時点で1ユーロ=185円79〜84銭と、円安・ユーロ高となっています。
個別銘柄の動き
上昇が目立ったのは、ソフトバンクグループ、NEC、三菱地所です。メルカリも堅調に推移しています。
一方、JAL、JR東日本、エムスリーは下落しています。内需・景気敏感株で明暗が分かれています。
今日の主要経済ニュース
きょうはアジア・欧州で複数の経済指標が発表されました。夜には米国で雇用コスト指数や小売売上高など、重要度の高い指標発表が予定されています。
米指標の結果次第では、米金利観測を通じて為替や株式市場が反応する可能性があります。
まとめ
- 日経平均は衆院選後の政策安定期待を背景に3日続伸
- 米ハイテク株高が東京市場の追い風
- 為替は円高ドル安、FRBの早期利下げ観測が意識
- 今晩の米経済指標が次の注目材料





