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31日の東京株式市場は大きく売りが先行した。中東情勢の緊張が高まり、原油価格が急騰。投資家心理が冷え込み、日経平均は一時1300円安まで下落した。ただ、その後はニュース一つで相場が反転し、値動きの荒い展開となっている。
東京株式市場の状況(2026年3月31日 前場)

31日前場の東京株式市場で日経平均株価は続落して始まった。寄り付きは前日比1300円前後安の5万500円台後半。中東情勢の緊迫化を背景に、リスク回避の売りが先行した。
ただ、前場中ごろには下げ幅を急速に縮小し、5万1100円台まで回復。一時は朝方の安値(5万558円)から1000円以上戻す場面もあった。短時間で大きく振れる、不安定な相場展開となっている。
米国市場の影響

前日の米株式市場では、半導体株を中心にハイテク銘柄が下落した。ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げが目立ち、日本株にも売り圧力として波及した。
特に日本市場では、値がさの半導体関連株が指数を押し下げる構図が続いている。
東京市場の動き
寄り付き直後は全面安の展開となった。中東での軍事的緊張が高まり、投資家のリスク回避姿勢が一気に強まったためだ。
しかし、午前9時半すぎに「米国が中東紛争の終結に前向き」との報道が伝わると流れが一変。先物主導で買い戻しが入り、下げ幅を急速に縮めた。
このように、現在の市場はニュースヘッドラインに強く反応する状態にある。方向感よりも「材料次第で急変する相場」といえる。
なお、個人投資家のあいだでは、こうした不安定な局面で判断を誤らないために、情報の質を高める目的で株情報サイトや投資ツールを併用する動きも見られる。
為替市場の動向
為替市場では円安が進行した。10時時点で1ドル=159円85銭前後と、160円に迫る水準まで下落している。
月末・期末に伴う実需のドル買いが主因とみられる。特に輸入企業による円売りが活発で、相場を押し下げた。
一方で、中東情勢の緊張緩和期待が浮上した場面では円買いも入り、値動きはやや不安定となっている。政府・日銀による為替介入への警戒も下支え要因となっている。
個別銘柄の動き
指数寄与度の高い銘柄では明暗が分かれた。
下げでは、アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連が軟調。ソフトバンクグループ、TDK、フジクラなども売られた。
一方で、リクルートやKDDI、富士フイルムは堅調。さらに、ソニーグループやコナミグループは上げ幅を拡大し、相場の下支えとなった。
内需系やディフェンシブ銘柄に資金が向かう動きが目立っている。
人気のテーマ
| テーマ | 概要 |
|---|---|
| 半導体 | 米株安の影響で売り優勢 |
| 原油・資源 | 価格上昇で注目度上昇 |
| 防衛 | 中東情勢緊迫で関心継続 |
| AI関連 | 短期的に利益確定売り |
| 内需・通信 | 相対的な安心感で資金流入 |
注目銘柄
| 銘柄 | ポイント |
|---|---|
| アドバンテスト | 半導体株安の影響を受け下落 |
| 東京エレクトロン | 指数押し下げ要因に |
| ソニーグループ | 押し目買いで上昇 |
| リクルート | 内需株として堅調 |
| KDDI | ディフェンシブ需要で上昇 |
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| 中国PMI | 50.4 | 景況感は拡大圏に回復 |
まとめ
31日の東京市場は、原油高と中東情勢という外部要因に大きく振られる展開となった。朝方は急落したが、ニュース一つで急反発するなど、方向感は定まっていない。
今後は、原油価格の動向と米国の対応が最大の焦点となる。加えて、為替の160円接近も市場の警戒材料だ。
短期的には「材料に振られる相場」が続く可能性が高く、ポジション管理と情報の精度がこれまで以上に重要になっている。





