【7月3日】日経平均は一時1700円超安後、急速に下げ幅縮小

目次

佐藤真理子
忙しい方のために7月3日のマーケット情報を1分で把握できるようにわかりやすくまとめました。

2026年7月3日の東京株式市場で日経平均株価は続落して始まりました。

 

前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5.44%安と大幅続落した流れを引き継ぎ、寄り付き直後は利益確定売りなどが先行。日経平均の下げ幅は一時1700円を超える場面がみられました。

 

しかしその後は、半導体関連の一角をはじめとする主力株に押し目買いが入り、急速に買い戻しが進みました。日経平均は前日比でプラス圏に浮上する場面がみられるなど、きわめて荒い値動きとなっています。

 

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■ 東京株式市場の状況(2026年7月3日前場)

今日の東京株式市場

・米SOX大幅続落が直撃、朝方はAI・半導体関連の主力株に売りが先行
朝方の東京株式市場では、前日の米市場で半導体メモリー大手が下落した流れを受け、東京エレクトロンアドバンテストソフトバンクグループ(SBG)といった年前半の相場を牽引した主要銘柄に持ち高整理の売りが続きました。

日経平均は一時、前日比1700円を超える大幅下落を記録。周辺株のイビデンや太陽誘電、フジクラなども軟調に推移し、指数の大きな押し下げ要因となりました。

 

 

・急速な買い戻しが流入、日経平均は一時プラス圏へ反転する展開に
下落幅が1700円を超えた後は、中長期的な成長期待を背景とした押し目買いが入り、朝方大幅安だったキオクシアが上昇に転じるなど急速に買い戻しが進みました。

商社や小売り、不動産の一角にも買いが流入し、ファーストリテイリングリクルート、中外製薬、テルモなどが高く、日経平均は一時前日比でプラス圏へ買い進まれる展開となりました。

 

 

■ 外為市場の動き:円相場は一進一退、介入警戒感が根強い展開

3日午前の東京外国為替市場で、円相場は一進一退の動きとなりました。

 

10時時点は1ドル=161円19銭〜21銭近辺と前日比で円高・ドル安が進行。米利上げ観測の後退や実需筋の円買いに加え、日本当局による為替介入への警戒感が根強く、ドル円の上値を抑える要因となりました。

 

市場では実需筋によるドル売り・円買いの動きも観測されるなか、急激な値動きに対する緊張感の強い取引が続いています。

 

今日の前場は、日経平均が一時1700円近くも売り込まれるスタートとなり、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

 

背景には米国の半導体株指数(SOX)の5.44%安という大幅続落があります。東エレクやSBGなど、主力株が朝方は一斉に売られる展開となりました。

 

ただ、ここからの買い戻しが非常に強かったですね!主力株への押し目買いが入り、急速に買い戻しが進んだことで、一時はプラス圏へ急反転する場面もありました。

 

佐藤真理子

為替市場でも介入への警戒感が続いており、非常に引き締まったムードです。後場もこの荒い値動きを慎重に見守っていきましょう。

 

 

■ 前場の注目テーマ

注目テーマ 前場の市場動向とトピックス
米SOX株安 SOX指数の5.44%安を受け、国内ハイテク株へ持ち高調整売りが波及。
押し目買い 一時1700円超安の局面から、割安感や成長期待でキオクシアなどが急反転
セクター動向 朝方の急落後は、自律反発を期待した買いがファストリや商社・小売りへ流入。
為替介入警戒 政府・日銀による為替介入警戒感が依然として強く、ドル円の上値を抑制。

 

■ 前場の注目銘柄動向

銘柄名(コード) 前場の値動きと背景
東京エレクトロン
(8035)
朝方は米SOX指数急落の影響を全面的に受け売り先行。その後は自律反発狙いの買いが流入し下値をサポート。
アドバンテスト
(6857)
ハイテク売りの中で一時急落するも、中長年のAI需要を背景とした押し目買いにより下げ幅を大きく縮小
ソフトバンクG
(9984)
投資先やハイテク株の下落で朝方は軟調。日経平均がプラス圏へ浮上する動きに呼応し、後場に向けて持ち直す動き
キオクシアHD
(285A)
前日の大幅続落から一転、前場中頃から中長期的な成長期待を背景に資金が流入しプラス圏へ上昇、相場を牽引。

 

「東京エレクトロン」や「アドバンテスト」のような大型株も魅力的ですが、個人投資家が大きな利益を狙うなら、「次に資金が流入する中小型株」の先回りが欠かせません。

 

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■ 今後の注目経済指標(海外・本日夜間発表)

  • (金)米国市場休場(重要度★)※独立記念日の振替休日
  • 15:45 フランス 5月鉱工業生産(重要度★)
  • 16:00 トルコ 6月消費者物価指数(CPI)(重要度★★)
  • 17:00 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言(重要度★★)

 

 

 

■ まとめ

2026年7月3日前場の東京株式市場は、日経平均株価が一時1700円を超える急落を記録したのち、急速に下げ幅を縮小してプラス圏へ浮上する場面がみられるなど、ボラティリティの極めて高い展開となりました。

 

米SOX指数の5.44%安を受けて朝方はハイテク関連株に持ち高整理の売りが先行したものの、中長期的な成長期待から押し目買いが活発化。ファストリやリクルートをはじめとする主力株に買いが入り、相場の下支えとなりました。

 

佐藤真理子

為替市場では介入への警戒感が依然として根強く、後場も神経質な取引が続きそうです。

 

 

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