【注目株】再エネ関連2銘柄、5万円以下で今が仕込み時か

目次

 

今回は「再生可能エネルギー・環境関連」のテーマから、木質バイオマス発電を手がけるエフオン(証券コード9514)と、資源循環・住環境・エネルギー事業を展開するサニックスホールディングス(証券コード4651)の2銘柄を取り上げます。どちらも1単元(100株)あたりの購入額が5万円以下と、比較的少額から取引できる水準にある銘柄です。

 

再生可能エネルギー分野は、FIT・FIP制度の動向や燃料価格、発電所の稼働状況などによって業績が左右されやすい面があります。今回ご紹介する2社についても、良い材料だけでなく財務・業績面の懸念点もあわせてお伝えしますので、投資判断の参考としてご覧ください。

 

佐藤真理子

佐藤真理子
こんにちは、佐藤真理子です。今日は再生可能エネルギー関連の中でも、比較的少額から購入できる2銘柄をご紹介しますね。値動きの理由だけでなく、気になるリスクの部分もきちんとお伝えしていきます。

 

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※本記事に記載の株価・時価総額・財務指標は、後述の参考情報源に基づく執筆時点(2026年7月上旬)での目安であり、日々変動します。最新の数値は証券会社のアプリや各社IR情報でご確認ください。

 

①エフオン(9514):木質バイオマス発電を手がける電力会社

エフオン(9514)

項目 内容
証券コード 9514(東証スタンダード)
銘柄名 エフオン
株価目安 320円(2026年7月2日時点)
1単元(100株)換算額 約32,000円
業種 電気・ガス業(木質バイオマス発電)
時価総額 約69億円(2026年7月2日時点)
PER/PBR 10.54倍/0.37倍(2026年7月2日時点)
自己資本比率 41.9%(2025年6月期)

 

エフオンは、国内各地で木質バイオマス発電所を運営する電力会社です。2025年6月期の決算では、売上高175億9,900万円、営業利益13億2,000万円と報じられており、営業利益は前期比で大きく増加したとされています。自己資本比率も41.9%まで上昇しており、財務体質は改善傾向にあると分析されています。

 

PBRは0.37倍と、解散価値(1株純資産883.19円)を大きく下回る水準で取引されている点も特徴です。市場からの評価が業績改善のペースに追いついていない可能性があるとの見方もあるようです。

 

注目ポイント

  • 2025年6月期は営業利益が前期比で大幅増益になったと報じられている
  • 自己資本比率が41.9%まで上昇し、財務基盤が強化されつつあるとの評価がある
  • PBRが1倍を大きく下回っており、資産価値との比較で割安感を指摘する声もある

リスク

  • 燃料となる木質チップ・木質ペレットの価格変動が収益を圧迫する可能性がある
  • FIT(固定価格買取制度)・FIP制度の見直しなど、制度変更が事業環境に影響を与えるリスクがある
  • 発電所の稼働率低下やメンテナンス費用の増加が業績に影響する可能性がある

佐藤真理子

佐藤真理子
エフオンは自己資本比率が改善傾向にあるところが印象的でした。ただ、バイオマス発電は燃料費の変動が業績に直結しやすい事業でもあるので、その点は頭に入れておきたいですね。

 

 

②サニックスホールディングス(4651):資源循環・住環境・エネルギー事業を展開

サニックスホールディングス(4651)

項目 内容
証券コード 4651(東証スタンダード)
銘柄名 サニックスホールディングス
株価目安 237円(2026年5月中旬時点)
1単元(100株)換算額 約23,700円
業種 サービス業(資源循環・太陽光関連・住環境)
時価総額 約116億円(2026年5月中旬時点)
PER/PBR 14.12倍/1.12倍(2026年5月中旬時点)
自己資本比率 27.5%(2026年3月期)

 

サニックスホールディングスは、苫小牧のバイオマス発電所を含む資源循環事業、太陽光発電周辺のエネルギー事業、害虫防除などの住環境事業を展開する企業です。

 

2027年3月期については、苫小牧発電所の稼働日数を前期の218日から289日へ改善させる計画などを背景に、売上高473億100万円(前期比4.4%増)、営業利益18億3,700万円(前期比44.4%増)の増収増益を見込んでいると発表されています。あわせて、20年ぶりとなる株主還元の再開(配当再開)と、段階的な増配計画(2026年3月期2円→2029年3月期5円)も示されました。

 

一方で、直近の2026年3月期決算では、経常利益が前期比62.6%減の7億2,700万円、当期純利益が前期比71.6%減の4億2,100万円と、大幅な減益になったと報じられています。

 

自己資本比率も27.5%とやや低めの水準にあります。今回の増収増益見通しは、あくまで発電所の稼働改善などを前提とした計画であり、実現度合いは今後の決算で確認していく必要があると考えられます。

 

注目ポイント

  • 20年ぶりの株主還元再開と、段階的な増配計画が示されている
  • 苫小牧発電所の稼働日数改善(218日→289日目標)を背景とした増収増益見通し
  • 資源循環・太陽光・住環境と複数の環境関連事業を持つ点

リスク

  • 2026年3月期は経常利益が前期比62.6%減、当期純利益が前期比71.6%減と大幅な減益だったと報じられている
  • 自己資本比率が27.5%とやや低めであり、財務の余力には注意が必要との見方がある
  • 発電所の稼働日数計画(289日)が未達となった場合、増収増益見通しが下振れするリスクがある

佐藤真理子

佐藤真理子
20年ぶりの配当再開というのは、経営陣の自信の表れとも受け取れる材料ですね。ただ直近決算は大幅減益とのことなので、今後の稼働実績はしっかり確認していきたいところです。

 

まとめ

 

今回ご紹介したエフオン(9514)とサニックスホールディングス(4651)は、いずれも1単元5万円以下で購入できる水準にあり、木質バイオマス発電をはじめとする再生可能エネルギー・環境関連の事業を持つ銘柄です。

 

エフオンは自己資本比率の改善など財務面での安定感が意識されている一方、サニックスホールディングスは直近決算では減益となったものの、20年ぶりの配当再開や稼働改善による業績回復を見込む計画が示されているという違いがあります。

 

いずれも発電所の稼働状況や制度変更などの影響を受けやすい事業であるため、良い材料とリスクの両方を踏まえたうえで、ご自身の判断で情報を確認していただければと思います。

 

佐藤真理子

佐藤真理子
どちらも少額から検討しやすい銘柄ですが、財務や稼働状況に関する情報は決算のたびに変わっていきます。今日の内容はあくまで執筆時点のものとして、最新のIR情報もあわせてチェックしてみてくださいね。

 

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本記事および紹介している情報は、一般的な株式投資に関する情報提供および学習を目的としたものであり、特定の銘柄の売買や投資の勧誘・推奨を行うものではありません。
記載された株価や利回り等の数値はあくまで執筆時点の目安であり、将来の成果を保証するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本を割り込む可能性があります。
最終的な投資決定や銘柄の選択は、必ずご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。

 

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