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5日前場の東京株式市場は、前日の米国株式市場でダウ平均や半導体株指数(SOX)が大幅高となった流れを受けて、日経平均株価が取引時間中に一時2200円高と急上昇しました。AI・半導体関連銘柄への強い買いが鮮明となり、7月下旬以来となる高値圏に日経平均が復帰しています。
決算発表が本格化する中、好決算銘柄への物色も加速。アドテストや東エレク、イビデンなど半導体・電子部品分野で業績好調な企業に買い注文が集まり、市場全体の上昇を牽引しています。一方、為替市場では円買い・ドル売り介入の影響で円相場が157円台半ばまで円高方向に。
為替の円高修正を受け、グローバルに展開する自動車や商社株には戻り待ちの売りが見られるなど、業種間で明暗が分かれる展開です。半導体分野中心の強気ムードに支えられ、東証株価指数(TOPIX)も上昇基調となっています。
市場の材料として米国雇用統計や決算シーズンに加え、海外投資家の取引動向が引き続き注目される局面となっています。
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■ 東京株式市場の状況(2026年8月5日前場)

5日前場の東京株式市場では、日経平均株価が開始直後から前日終値比で1700円超の上昇を見せ、10時段階で一時2200円高となり、6万6000円台の高値を回復しました。背景には前日の米国株式市場でのダウ平均・SOX指数の大幅続伸があり、リスク選好姿勢の海外投資家による買いが日本株に波及しました。半導体や電子部品関連の一角に買いが集中し、東証株価指数(TOPIX)もともに堅調。
また、韓国のKOSPIも半導体株中心に大幅高となり、これに短期資金も追随。盛り上がりを見せたものの、前場中盤以降は利益確定売りや戻り待ちの売りで若干上値が重くなっています。前場の東証プライム売買代金は3兆円を大幅に超え、売買高も8億株に達し、積極的な売買が目立ちました。為替動向や決算内容も物色の明暗を分ける要因となっています。
■ 外為市場の動き
5日午前の東京外為市場は、円が対ドルで上昇する展開。10時時点では1ドル=157円59銭付近で、前日比21銭の円高・ドル安となりました。主因は、日米当局による協調円買い介入の流れに加え、5日が決済集中日の「ごとおび」と重なったことで実需の円買いが増加、日本の輸出企業などが円ポジションを調整しました。これにより、米ドルの需給に余剰感が生じたことも円高要因です。
一方、ユーロは対円でやや上昇、対ドルは小幅な値動きにとどまっています。円相場の動きは今後の企業決算や米雇用統計の結果を見極める動きにつながる可能性があり、株式市場の物色動向にも波及する要素となりそうです。
■ 前場の注目テーマ
| 注目テーマ | 前場の市場動向とトピックス |
|---|---|
| 半導体・AI関連株 | 米株・SOX指数の大幅上昇、韓国KOSPIが高いなど海外材料で日本の半導体株に資金集中。アドテストや東エレク、イビデンなどの好決算に買いが殺到し、日経平均を牽引。 |
| 為替(円高・ドル安) | 日米当局協調による円買い介入や実需の円買い増加で円高が進行、一部グローバル業種や自動車株には重し。為替材料が業種明暗を鮮明化。 |
| 決算発表シーズン | アドテスト、イビデンなど決算発表銘柄にサプライズ買い。好材料銘柄に資金集中する一方、期待に届かない場合は利益確定売りも。 |
■ 前場の注目銘柄
| 銘柄名(コード) | 前場の値動きと背景 |
|---|---|
| アドバンテスト(6857) | 好決算を背景に大幅上昇。米SOX高への連動と、AI・半導体活況の追い風があり買い優勢。 |
| 東エレク(8035) | 決算評価買いと半導体材料で高い。フィラデルフィア半導体指数上昇が追い風。 |
| イビデン(4062) | 2027年3月期業績予想の上方修正を好感して大幅高。短期筋・個人ともに物色集中。 |
| ソフトバンクグループ(9984) | 海外投資家資金流入とAI材料で堅調。 |
| ファーストリテイリング(9983) | 為替の円高を嫌気し反落。高値圏で利益確定売りも目立つ。 |
| ダイキン工業(6367) | 円高の影響やや強く軟調推移。 |
「アドバンテスト」や「東エレク」のような大型株も魅力的ですが、個人投資家が大きな利益を狙うなら、「次に資金が流入する中小型株」の先回りが欠かせません。
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■ 主な経済ニュースのまとめ(前場)
本日前場の経済ニュースでは、米財務長官によるホルムズ海峡に関する合意観測で原油先物が下落、企業収益への懸念後退が株高要因となりました。米国株高を背景にフィラデルフィア半導体指数(SOX)が6%超の上昇、世界的な半導体ブームが続いたことが東京市場を押し上げています。また日本では本格的な決算発表シーズン入りでサプライズ好決算銘柄に個人・機関投資家双方から資金が流入しています。
外国為替市場では、円買い・ドル売り介入の余韻で5・10日決済需要も加わり、円高進行。グローバル銘柄に調整色が出た一方で半導体・電子部品など内需・技術系への好感は強いままです。
■ 今後の注目経済指標
| 日時 | 国 | 指標名 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 8/5 22:45 | 米国 | 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ |
| 8/5 23:00 | 米国 | 7月ISM非製造業景況指数(総合) | ★★★ |
| 8/6 21:30 | 米国 | 前週分新規失業保険申請件数 | ★★ |
| 8/7 21:30 | 米国 | 7月非農業部門雇用者数変化(前月比) | ★★★ |
| 8/7 21:30 | 米国 | 7月失業率 | ★★★ |
| 8/7 21:30 | 米国 | 7月平均時給(前年同月比) | ★★★ |
| 8/10 08:50 | 日本 | 6月国際収支・経常収支(季調前) | ★ |
| 8/12 21:30 | 米国 | 7月消費者物価指数(CPI)(前月比) | ★★★ |
■ まとめ
5日前場の東京株式市場は、米国株や世界的な半導体株の高騰を受けAI・半導体銘柄への資金入が一段と顕著となり、日経平均は今年最大級の上昇幅を記録しました。一方で為替は円高方向に振れ、輸出系大型株を中心に業種間格差が拡大。今後は決算発表の内容とともに、米国の景気指標・雇用統計などグローバルな経済指標に注目が集まる局面が続きます。
個人投資家としては、主力・大型株の動きとともに、テーマ性ある中小型株への資金の流れも引き続き注視することで、相場の波を活かす戦略が重要となりそうです。




