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近年、日本の創薬・バイオベンチャー分野では、独自技術や新しい医薬品の開発が注目を集めています。革新的な治療法や新規モダリティへの挑戦が進み、大手製薬メーカーにない柔軟性と独自性が投資家の関心を高めています。
また、世界的な医療需要の拡大や高齢化社会の進行を受け、新薬開発やがん治療といった領域は今後も成長余地が大きいと見られています。これに伴い、独自の技術やパイプラインを持つバイオ企業や創薬ベンチャーへの投資が国内外で活発化しています。
本記事では、10万円以下で購入可能なバイオ・創薬・医療関連の注目銘柄として、ノイルイミューン・バイオテック(4893)、ラクオリア創薬(4579)の2社に焦点を当て、それぞれの成長ストーリーや注目材料、リスク要因をファクトベースでまとめます。
※本記事中の株価・時価総額・業績数値は、2026年10月7日時点の各種情報サイトの公開データをもとにした目安であり、実際の株価は日々変動します。ご覧いただいているタイミングの最新情報は、証券会社の取引ツールや各社のIR情報でご確認ください。
①ノイルイミューン・バイオテック(4893)―固形がん治療の新たな扉

| 株価 | 112円 |
|---|---|
| 1単元購入代金 | 11,200円 |
| 業種 | バイオテクノロジー |
| PER | 算出不可(赤字等) |
| PBR | 1.36倍 |
| 配当利回り | 0% |
| 時価総額 | 4,861百万円 |
| 自己資本比率 | 97.9% |
ノイルイミューン・バイオテック株式会社は、「がんを克服できる社会の創生に貢献する」を理念とし、固形がんに対する独自CAR-T細胞療法の開発を行うバイオベンチャーです。
2022年12月期には6億2,500万円の売上高を計上していましたが、2023年12月期は3億1,600万円(前期比-49.44%)、2024年12月期は700万円(前期比-97.78%)、2025年12月期は500万円(前期比-28.57%)と大きく減少しています。営業利益・純利益は継続的な赤字(2024年12月期予想-9億6,400万円、2025年12月期予想-7億9,300万円)ですが、自己資本比率は97.9%と高水準です。
- 独自のCAR-T細胞療法技術の開発が進捗—固形がんに特化した先進的な免疫治療として報じられています。
- 業種特性上の希少性—固形がん治療に取り組むCAR-T技術開発企業は国内でも数少ないと報じられています。
- 自己資本比率の高さ(97.9%)—財務的な安定感も一つの注目材料に挙げられています。([irbank.net](https://irbank.net/E38453?utm_source=openai))
- 売上高が大幅減少—2022年から2025年にかけて売上高が減少傾向にあることが発表されています。([irbank.net](https://irbank.net/4893/pl?utm_source=openai))
- 営業利益・純利益の継続赤字—直近の決算項目で赤字幅が拡大していることが発表されています。
- 収益化までの道のりが長期化—バイオベンチャー全般に共通する事業特性として、黒字化や利益貢献には長期を要する点が指摘されています。
②ラクオリア創薬(4579)―独自パイプラインと提携力

| 株価 | 610円 |
|---|---|
| 1単元購入代金 | 61,000円 |
| 業種 | 創薬ベンチャー |
| PER | 算出不可(赤字等) |
| PBR | 2.04倍 |
| 配当利回り | 0% |
| 時価総額 | 15,879百万円 |
| 自己資本比率 | 65.1% |
ラクオリア創薬株式会社は、探索研究から初期臨床開発、化合物導出までを手がける研究開発型創薬ベンチャーです。疼痛・消化管・がん・神経疾患を重点領域とし、大学・企業との連携や新規モダリティ(TPD・mRNA標的低分子等)への展開も進めています。
2026年12月期第2四半期決算では売上高14億5,500万円(前年同期比-5.2%)、営業利益-3億3,800万円(前年同期-1億9,000万円)となり、営業赤字が拡大。一方、自己資本比率は70.6%と比較的高い水準を維持しています。
- tegoprazanの韓国市場で好調—2026年4月外来処方売上208億ウォン(約22.9億円)でグローバル医薬品を上回り首位となったと発表されています。
- 新規モダリティ(TPDなど)への取り組み—大学・企業との連携やファイメクス買収を通じ、TPD・mRNA標的低分子など新領域拡大が報じられています。
- 導出契約など複数の提携実績—大手製薬企業との提携による収益性向上が報じられています。
- 営業赤字の継続—2026年12月期第2四半期における営業赤字が前年同期比で拡大。
- 売上高の減少傾向—同じく2026年第2四半期に売上が減少しています。
- バイオ・創薬特有の収益変動リスク—ライセンス収入など、一時要因によるボラティリティが生じるビジネスモデルとなっています。
まとめ
ノイルイミューン・バイオテック(4893)は革新的なCAR-T細胞療法開発で固形がん治療に挑み、自己資本比率の高さが特徴です。一方、ラクオリア創薬(4579)は独自パイプラインや海外市場展開、新規モダリティへの取り組みが進み、複数の提携実績を持ちます。いずれも売上減や赤字のリスクはありますが、それぞれの強みや独自性に期待が寄せられます。
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