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こんにちは、『今買えばいい注目株』サイト運営者の佐藤真理子です。このページでは投資家『片山晃』さんについて解説します。
日本を代表する個人投資家『片山晃(五月)』さん。
ゲームセンターのアルバイトで貯めた65万円を元手に、わずか20年で200億円を超える資産を築き上げました。そんな天才とも言える片山さんの気になる『経歴』や『投資法』を解説するとともに、成功の秘密を探っていきたいと思います。
Wikipediaよりもわかりやすく、そして詳しく解説できることをモットーに徹底調査を行いましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
投資で損失を抱えて悩んでいる方、老後の不安があり、早期で資産は作りたい方!
片山晃(かたやま あきら)とは?
名前 | 片山晃(かたやま あきら) |
ペンネーム | 五月(ごがつ) |
生年月日 | 1982年生まれ(2025年現在、43歳) |
出身地 | 山形県 |
職業 | 個人投資家、株式会社レッドマジック代表取締役社長 |
総資産 | 約200億円以上 |
結婚の有無 | 非公開(プライベートな情報は公開していない) |
片山晃さんは、元手65万円から株式投資で200億円以上の資産を築いた『カリスマ個人投資家』として知られています。投資初心者から一躍トップ投資家となり、高い注目を集めている投資家です。
片山さんは投資初心者から、どのようにして100億円を超える資産を築きあげ、投資家として成功したのか気になりますね。次に年表を追って学歴や経歴を見ていきましょう!
片山晃の学歴
高校 | 非公開 |
専門学校 | ゲーム関連の専門学校に入学するも1年で中退 |
大学 | 進学せず |
片山さんの学歴については、専門学校を1年で中退したということしかわかりませんでした。専門学校中退の片山さんが、どのように株式投資に興味を持つようになるのか、時系列をもとに経歴を見ていくことにしましょう!
片山晃の経歴
〜2004年 | ネトゲ廃人時代 |
2005年〜 | 投資家デビュー |
2008年〜 | リーマンショックと投資法の転換 |
2013年〜2014年 | 機関投資家としての経験 |
2014年〜現在 | 自社法人の設立と資産拡大 |
ネトゲ廃人時代(〜2004年)
片山さんは高校卒業後、ゲーム関連の専門学校に入学するも1年で中退。その後約4年間、自宅に引きこもりオンラインゲーム『ラグナロクオンライン』に没頭する生活を送りました。
ゲームの世界では『神』と呼ばれるほどの存在になったそうです。このように自分の興味のあることには『没頭』するというのが現在の投資家としての成功の鍵になっているように感じますね。
しかし、神と呼ばれながらも次第に空虚感に苛まれるようになっていきます。
投資家デビュー(2005年〜)
片山さんは、2005年、23歳の時に長瀬智也主演のテレビドラマ『ビッグマネー』を偶然見たことがきっかけで株式投資の世界に魅了されます。ドラマを見た翌日にはアルバイトの面接に行き、資金作りを開始。ゲームセンターの深夜アルバイトで貯めた65万円を元手に株式投資を始めます。
投資初期は主にデイトレードなどの短期売買で利益を上げ、約2年で資産を1,000万円まで資産を増やします。しかし、そこから先は伸び悩みを経験したそうです。
65万円を元手に、約2年で資産を1000万円まで増やすってすごいですよね。株式投資をはじめて、個人の力だけで資産1000万円を達成させられる人の方が圧倒的に少ないと思います。
リーマンショックと投資法の転換(2008年〜)
2008年のリーマンショックをきっかけに『自分には株以外ない』と退路を断ち、投資手法を大きく転換。短期売買から中長期投資へとシフトし、ファンダメンタルズ分析を重視した投資スタイルを確立します。
2009年には資産1億円、2012年には12億円と着実に資産を増やしています。
機関投資家としての経験(2013年〜2014年)
片山さんは、2013年に『ひふみ投信』で知られるレオス・キャピタルワークスに入社し、機関投資家の世界を経験します。
1年後の2014年に退社し、独立。ファンド運用者としての視点も学んだこの経験は、その後の投資スタイルにも影響を与えているようです。
しかし、1年で退社は少しはやいように感じますね。1年で得られる経験は得たということかもしれませんね。
自社法人の設立と資産拡大(2014年〜現在)
2014年に未上場企業への投資を行う会社を設立。同時期、医療機器メーカー『日本ライフライン(7575)』に全資産を投じる決断をし、この投資が大成功。資産は2014年に25億円、2016年には100億円を突破しました。
法人『シュバイツェル・インベストメント』を設立し、ヘッジファンド運用も開始。現在はスタートアップ投資も積極的に行っています。
片山晃の現在の活動
現在の片山晃さんは、個人投資家の枠を超えて多方面で活躍しています。
- 個人投資家としての株式投資:主に成長が期待できる中小型株への投資
- 法人経営:自身の資産運用会社運営
- ヘッジファンド運営:機関投資家としての活動
- スタートアップ投資:ベンチャー企業への出資
- 競走馬の生産牧場経営:北海道に牧場を所有し、馬主としても活動
- 執筆・講演活動:投資関連書籍の出版、セミナー登壇など
投資家だけではなく、企業家としても活動し、事業を成功させているようですね。
また最近、元LINE、ZOZOなどの大手企業で活躍し、現在はビジネス系インフルエンサー、YouTuberの田端さんの『田端大学 投資学部』に出演されているのを確認しました。
片山晃の投資法
片山さんの投資法の基本は『中小型の成長株が頭角を現し始める初動を捉えて集中的に投資をする』というものです。投資において以下の2つを特に重視しているようです。
- 『変化』を見極める力:企業の業績や世の中のトレンドの変化にいち早く気づく
- 『想像力』で未来を予測する力:その変化が将来どのように発展するかを想像する
片山さんは、このように自身の哲学を語っています。『投資とは現在と未来の価値の間にあるギャップを埋める行為』。なるほど、と言った感じですよね!
片山晃 銘柄選定の方法
片山さんの銘柄選定において特に重視しているのは以下の指標です。少し専門的な内容なので、興味のない方はサラっと読み飛ばす程度で構いません。
- EPS(1株当たり利益)とその成長率:将来のEPSに対して現在の株価が割安かを判断
- 営業利益の質と伸び:単なる売上増ではなく、利益率の改善も重視
- 適時開示情報の徹底的な分析:細かな情報から企業の将来性を読み解く
- 業績回復のスピード:企業の回復力や変化対応力を重視
片山さんの銘柄選定法から読み取れるのは、情報が少なく機関投資家が参入しにくい小型株に注目し、そこに個人投資家としての強みを見出しているようです。
片山晃の集中投資とリスク管理
片山さんは分散投資だけではなく、将来性を確信した銘柄には資産を集中して投資します。『10倍になるチャンスを秘めた銘柄には資産の全額を投じる』という考え方です。
堅実な守りだけではなく、攻めるときは全力で攻めるということですね。
ただし、それは一攫千金を狙った無謀な投資をするというわけではなく、徹底的な調査と分析に基づいた確信からの判断しているというところは理解しておいてください。
片山さんの言葉に『信じることは疑うことをやめること。投資においては疑うことをやめた瞬間に大損へのカウントダウンが始まる』というものがあります。この言葉から読み取れるのは常に冷静な視点も忘れない姿勢と言えるのではないでしょうか。
片山晃の保有銘柄
2025年5月現在、片山さんが保有している銘柄を『バフェット・コード』というサイトから引用してご紹介します。
銘柄コード | 会社名 | 保有額 (百万円) | 保有株式数 (千株) | 保有割合 (%) |
---|---|---|---|---|
7163 | 住信SBIネット銀行株式会社 | 3,777 | 1,150.0 | 0.76 |
7575 | 日本ライフライン株式会社 | 2,146 | 1,458.0 | 1.61 |
7185 | ヒロセ通商株式会社 | 1,046 | 248.0 | 4.22 |
6062 | 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション | 1,021 | 802.4 | 3.07 |
4369 | 株式会社トリケミカル研究所 | 859 | 292.0 | 0.94 |
6785 | 株式会社鈴木 | 765 | 437.0 | 3.04 |
4318 | 株式会社クイック | 729 | 330.1 | 1.72 |
3683 | 株式会社サイバーリンクス | 310 | 254.8 | 2.63 |
3926 | 株式会社オープンドア | 278 | 553.4 | 1.78 |
3540 | 株式会社歯愛メディカル | 276 | 315.0 | 0.63 |
6239 | 株式会社ナガオカ | 270 | 200.0 | 4.76 |
9159 | 株式会社W TOKYO | 202 | 128.6 | 4.77 |
4382 | HEROZ株式会社 | 139 | 135.076 | 1.01 |
4584 | キッズウェル・バイオ株式会社 | 89 | 468.7 | 1.7 |
3641 | 株式会社パピレス | 85 | 96.8 | 0.93 |
2138 | クルーズ株式会社 | 59 | 95.1 | 0.85 |
4883 | 株式会社モダリス | 59 | 800.0 | 3.19 |
3985 | テモナ株式会社 | 20 | 91.2 | 0.85 |
3787 | 株式会社テクノマセマティカル | 18 | 35.8 | 1.38 |
現在保有しているのは19銘柄。このポートフォリオから読み取れるのは、中小型の高配当・割安株を中心に構成されており、安定収益を狙いつつ将来の値上がり益も期待するスタンスです。
業種分散もされており、リスク管理も意識された堅実な投資戦略だと感じました。
個人的には令和の相場師と異名を持つ『トンピン』さんやテスタさんなどと同格の投資家と言ったイメージです。
片山晃の資産と推移
片山晃さんの資産推移をまとめると以下の通りです。
2005年 | 65万円(投資開始時) |
2007年頃 | 1,000万円超 |
2009年 | 1億円 |
2012年 | 12億円 |
2014年 | 25億円 |
2016年 | 100億円超 |
2020年頃 | 140億円前後(報道により数値に幅あり) |
2025年 | 200億円(田端大学YouTube+片山さんXプロフより確認) |
特に2014年から2016年にかけての資産の急成長は、前述の日本ライフライン株への集中投資が大きく実を結んだ結果です。この投資での成功により、片山さんの資産は大幅に増加しています。
注目すべきは、資産を100億円以上に増やした後も、高級車や豪邸などの贅沢品への消費ではなく、ほとんどを再投資に回していること。
この質素な生活スタイルと投資へ集中が、着実な資産形成につながっていると言えます。
片山晃のソーシャルメディア
片山晃さんは『五月』というハンドルネームでソーシャルメディアや金融メディアに登場することが多いです。
X(旧ツイッター)
『五月』名義でアカウントを運営。投資情報だけでなく、競馬やゲームに関する投稿も行っています。
引用元:片山晃(五月)X
ブログ
旧ブログ: 「東証Project~相場はこの世の幻想郷」
新ブログ: 「株と競馬と企業経営」
著書・出版活動
片山さんは小松原周さんと共著で『勝つ投資 負けない投資』という書籍を出版しています。
書籍の内容を引用してご紹介します。
バイトで貯めた65万円を25億円にふやした究極の個人投資家と
巨大ファンドを運用し、リーマン・ショックでも負けたことのない
不敗の機関投資家が語る、株式マーケットのオモテとウラ「機関投資家に個人は勝てっこない……」そんな常識を打ち破る画期的な本
本書では、株式売買からの圧倒的なリターンを出している個人投資家の一人である片山晃氏(ペンネーム:五月)と、
TOPIXなどの指標に対して負けたことのない機関投資家の一人である小松原周氏の、
それぞれの立場でのトップ・プレーヤーがタッグを組み、
投資家が本当に知らなければならないことについてホンネを語っています。引用元:Amazon
片山晃の経歴や投資法をWikiまとめ
片山さんの経歴や投資法をWikipediaよりもわかりやすくまとめたつもりでしたが、いかがだったでしょうか?
高等教育を受けたわけではなく、一時期は、証券時会社に所属はしていた時期はありますが、株式投資を独学で学び、資産を200億まで増やした実績をみると、惜しみない努力と分析に加え、天性の才能も合わせもっている天才投資家と言えるでしょう。
投資法も初期の短期狙いのデイトレから、中長期のファンダメンタルズへ移行するなど、時代によってスタイルを変えていくという柔軟さがあります。
また堅実な守りだけではなく、勝ちを確信したときは全力で攻める姿勢なども、私たち個人投資家が学べるところがたくさんあります。
是非、参考にしてみてください。
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片山晃の会社概要
名称 | 片山晃 |
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運営会社 | シュバイツェル・インベストメント株式会社 |
代表取締役 | 髙津 稔 |
所在地 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町2‐4‐14 平河町KSビル4階 |
メール | info@schweitzer.jp |
公式ウェブサイト | https://www.schweitzer-investment.com/ |
関連URL① | 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3044号 |