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再生可能エネルギーや環境関連の企業は、持続可能な社会への転換が求められる中で、投資家からの注目が高まっています。
脱炭素社会の実現やエネルギー価格の高騰といった世界的な課題に対応すべく、日本でも再エネ事業の拡大や省エネ施策が数多く進められています。
本記事では、10万円以下で購入できる銘柄の中から、バイオマス発電に強みを持つ「エフオン(9514)」と、再エネ分野のベンチャー投資に取り組む「日本アジア投資(8518)」に注目します。
いずれも今後の成長が期待される企業でありながら、それぞれ異なるビジネスモデルを展開している点が特徴です。
各社の強みや成長のポイント、直近の業績や直面しているリスクについても、確定情報に基づいて詳しくご紹介します。投資を検討するうえでの参考にしてみてください。
※本記事中の株価・時価総額・業績数値は、2026年9月10日時点の各種情報サイトの公開データをもとにした目安であり、実際の株価は日々変動します。ご覧いただいているタイミングの最新情報は、証券会社の取引ツールや各社のIR情報でご確認ください。
①エフオン(9514)―バイオマス発電の安定収益企業

| 株価 | 334円 |
|---|---|
| 1単元購入額 | 33,400円 |
| 業種 | 電気・ガス業 |
| PER | 5.44倍 |
| PBR | 0.36倍 |
| 配当利回り | 2.4% |
| 時価総額 | 7,226百万円 |
| 自己資本比率 | 44.2% |
エフオンは再生可能エネルギー事業を展開し、特に木質バイオマス発電の分野に強みを持つ企業です。
安定した電力供給体制や収益基盤を築く一方で、エネルギー効率化事業も手がけており、自治体や民間企業に向けて省エネルギーソリューションを提供しています。
2026年3月期の決算では、売上高が74億円、営業利益8億円、経常利益7億円、当期純利益5億円と着実な成長を記録。
対前期では売上高5%増、営業利益は10%増となり、新たなバイオマス発電所稼働や同関連事業の拡大が業績に好影響をもたらしています。
- 2025年12月、新規バイオマス発電所が稼働開始し、発電容量が20%増加。これにより売上と利益の伸長につながったと発表されています。
- 省エネルギー需要の高まりから、公共施設向けの省エネ改修プロジェクトなど、エネルギー効率化事業の受注増加が続いています。
- 政府の再生可能エネルギー推進政策強化が、バイオマス発電事業拡大の追い風となっています。
- バイオマス燃料の価格変動や供給不足発生時、発電コストが上昇し、利益率の低下リスクがあります。
- 政策変更により再エネ支援が縮小された場合、事業計画や収益への影響リスクが考えられます。
- 再エネ分野への新規参入増加により、競争激化やシェア低下が懸念されます。
②日本アジア投資(8518)―再エネベンチャーに積極投資

| 株価 | 155円 |
|---|---|
| 1単元購入額 | 15,500円 |
| 業種 | 証券・商品先物取引業 |
| PER | 算出不可 |
| PBR | 0.54倍 |
| 配当利回り | 0% |
| 時価総額 | 4,346百万円 |
| 自己資本比率 | 35.9% |
日本アジア投資は、ベンチャーキャピタル事業を主力とし、特に再生可能エネルギー分野への投資に注力しています。
国内外の再エネ関連ベンチャー企業を支援し、成長企業とのネットワーク作りや新規ビジネスモデルの創出にも取り組んでいます。
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の決算では、営業収益が前年同期比で222.8%増加の9億4,000万円となった一方、営業利益は6,900万円の赤字。
ただし、前年同期の1億5,900万円赤字からは大幅に赤字幅が縮小しており、再エネ関連投資評価益や投資先企業業績の向上により業績が改善しています。
- 再エネ分野の有望ベンチャー企業への投資を広げており、将来的な投資回収・収益増加が見込まれると発表されています。
- 投資先企業の一部が上場し、事業拡大を進めており、評価益や配当収入の増加が期待されています。
- 再エネ特化の新ファンドを組成し、機関投資家からの資金調達も推進中と報じられています。
- 投資先企業の業績悪化や評価損、投資回収遅延により業績への影響リスクがあります。
- 再エネ市場の競争や政策変更により、投資先企業の事業環境が悪化するリスクが挙げられています。
- 新規ファンド組成・資金調達が計画通りに進まなかった場合、投資活動に制約が生じる可能性があります。
まとめ
エフオン(9514)はバイオマス発電という現業で安定した収益と堅実な成長が期待できる一方、日本アジア投資(8518)は再エネ分野のベンチャー投資を通じてミドル・ハイリスクながら将来的な成長を狙うアプローチが特徴です。
どちらも10万円以下で投資ができ、再エネ関連への分散投資候補として注目されています。
両社の事業構造や収益源、直面しているリスクも異なるため、自身の投資スタイルに合わせて選択することがポイントと言えます。
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