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この記事では配当利回りが3.5%を超え、さらに今期に最高益を見込んでいる企業の10銘柄をリストアップしました。
株式投資を始める際、多くの投資家が『配当利回り』と呼ばれる数値に注目します。これは投資した株がどれくらいの配当(利益の一部)を受け取れるかを示す指標です。
例えば、配当利回りが3.5%を超える株は、投資金額の3.5%以上が年間配当として支払われることを意味します。
さらに、その企業が今年『最高益』を見込んでいる場合、今後の成長も期待でき、投資家にとって魅力的な選択肢となります。
この記事では、配当利回りが3.5%を超え、さらに今期に最高益を見込んでいる企業をリストアップしました。
このリストに挙げられている企業は、収益が安定しており、配当の減少リスクが少ないことも特徴です。
初心者の方にもおすすめの株選びのポイントとなりますので、ぜひ参考にしてください。
配当利回りと最高益とは?
- 配当利回り: 投資額に対してどれくらいの配当を受け取れるかを示す指標。配当利回りが高いほど、投資家にとってはより多くの配当が期待できる。
- 最高益: 企業がこれまでで最も高い利益を上げる見込みがあること。企業の成長や収益力の高さを示しています。
リストの対象
今回ご紹介する企業は、以下の条件を満たしています。
- 配当利回りが3.5%以上であること。
- 今期の経常利益(本業の儲け)が過去最高益を更新する見込みであること。
さらに、時価総額800億円以上の企業を対象とし、安定した配当を期待できる企業が多数含まれています。
注目の企業例
今回のリストには、多くの企業が名を連ねていますが、15期以上減配していない企業に注目しています。
例えば、日本M&Aセンターホールディングス、MS&ADインシュアランスグループ、東京センチュリーなどは、安定した配当が期待される企業です。
また、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る企業もあり、今後の株価上昇と配当の両方が狙える魅力的な投資先と言えるでしょう。
配当利回りと経常利益の上昇が期待できる企業リスト(10銘柄)
銘柄名 | 配当利回り | 増益率 | 経常利益(百万円) | PBR | 決算期 |
---|---|---|---|---|---|
日本M&A | 4.56% | 2.9% | 17000 | 4.89 | 2025年3月期 |
インフロニア | 5.14% | 14.7% | 56700 | 0.73 | 2025年3月期 |
MS&ADインシュア | 4.18% | 109% | 871000 | 1.17 | 2025年3月期 |
東京センチュリー | 3.52% | 6.6% | 125000 | 0.86 | 2025年3月期 |
INPEX | 4.08% | 2.3% | 1282000 | 0.52 | 2024年12月期 |
愛三工業 | 4.46% | 16.3% | 20000 | 0.63 | 2025年3月期 |
ローランド | 4.41% | 1.3% | 11300 | 2.32 | 2024年12月期 |
椿本チエイン | 4.16% | 2.3% | 24000 | 0.75 | 2025年3月期 |
日清紡ホールディングス | 3.62% | 64.7% | 26000 | 0.58 | 2024年12月期 |
特殊陶業 | 3.97% | 0.3% | 117500 | 1.27 | 2025年3月期 |
まとめ
今回の特集では、配当利回りが3.5%を超え、今期最高益を見込んでいる10銘柄をピックアップしました。
これらの企業は、安定した配当が期待でき、成長の可能性も高いとされています。長期的な投資を考える際には、配当と成長のバランスを考慮して選ぶのがポイントです。