日経平均続伸、米ダウ高が支えに。ハイテク株下落が重荷

6月25日前場の東京株式市場で、日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ90円ほど高い3万8800円台後半で推移しています。

前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが先行しましたが、米ハイテク株の下落が投資家心理の重荷となり、上値を追う動きは限られています。

東京株式市場の状況（2024年6月25日前場）

日経平均株価は続伸し、前日に比べ90円ほど高い3万8800円台後半で推移しています。

前日の米ダウ工業株30種平均の上昇を受けて東京市場でも買いが先行し、一時上げ幅は100円を超えました。しかし、米ハイテク株の下落が影響し、上値追いの動きは限定的です。

米国市場の影響

前日の米市場では、景気敏感株やディフェンシブ株に買いが入り、ダウ平均は5日続伸し、1カ月ぶりの高値を記録しました。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1.08%安となり、特に半導体関連株の下落が目立ちました。

東京市場の動き

東京市場では、主力の輸出関連株や景気敏感株が高く、外国為替市場での円安・ドル高基調も支えとなっています。しかし、米ハイテク株の下落を受け、東エレクなどの半導体関連株には売りが出ています。

為替市場の動向

外国為替市場では円相場が円安・ドル高基調で推移しており、これが輸出関連株の支えとなっています。

個別銘柄の動き

東証株価指数（TOPIX）は続伸しています。

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東京株式市場 前場まとめ

東京株式市場は前日の米ダウ工業株30種平均の上昇を受け、堅調に推移しています。円安・ドル高基調が輸出関連株を支え、景気敏感株やディフェンシブ株にも買いが入っています。

しかし、米ハイテク株の下落が投資家心理の重荷となっており、上値追いの動きは限定的です。引き続き、米国市場の動向や為替市場の変動に注視する必要があります。