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忙しい方でもサクッと理解できるように11日10時の情報を簡潔にまとめました。
11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩んでいます。
前日比400円ほど高い4万2200円台前半で推移しており、海外短期筋による株価指数先物への買いが続いている一方、これまで堅調だった銘柄の一角には短期的な過熱感を警戒する売りも見られます。
東京株式市場の状況(2024年7月11日 10時)
それでは今日の東京株式市場の市況を解説します。その前に、テンバガー銘柄に関する情報も知りたいと言う方は以下のLINEもご活用ください。
英半導体設計アーム・ホールディングスを傘下に抱えるソフトバンクグループ(SBG)が12日続伸しており、短期筋の先物買いに加えてハイテク関連への買い意欲が日本株の上昇を後押ししています。
また、米アップルが新型スマートフォン「iPhone 16」の出荷台数を現行機種よりも増やすとの10日の一部報道を受け、ソニーGや村田製作所、アルプスアルパインといったアップル関連株にも買いが波及しています。
米国市場の影響
米国市場ではアップルの新型スマートフォン出荷台数増加報道が投資家心理を刺激し、関連銘柄の買いが進みました。この影響が東京市場にも波及し、ハイテク関連株の上昇を促しています。
東京市場の動き
東京市場では、ソフトバンクグループ(SBG)の連続上昇が注目される中、アップル関連株の買いも広がっています。しかし、短期的な過熱感を警戒する売りも見られ、日経平均は一時的に上げ幅を縮小しました。
為替市場の動向
為替市場では円安・ドル高が進行しており、輸出関連企業の業績改善期待が引き続き日本株の支えとなっています。
個別銘柄の動き
現在、SUBARUとスズキが上げ幅を拡大しています。一方で、トヨタは前日比横ばいまで伸び悩む場面が見られました。また、三菱重工業と日立製作所は安く推移しています。
人気のテーマ
テーマ | 説明 |
---|---|
ハイテク関連株 | ソフトバンクグループやアップル関連株が注目を集めています。 |
半導体関連株 | アドバンテストや東エレクが買われています。 |
自動車関連株 | SUBARUやスズキが上昇しています。 |
為替相場 | 円安・ドル高が続いており、輸出関連企業に追い風です。 |
金融株 | 保険や銀行などの金融株が堅調です。 |
注目の銘柄(中小型株)
銘柄 | 説明 |
---|---|
サイバーエージェント | インターネット広告やゲーム事業で成長が期待されています。 |
メルカリ | フリマアプリの運営で注目を集めています。 |
スノーピーク | アウトドア用品メーカーで、成長が期待されています。 |
エーアイ | 音声合成技術を活用したソリューションを提供しています。 |
コーセー | 化粧品メーカーで、国内外で高い評価を得ています。 |
今日の主要経済ニュース
2024年7月10日に発表される主な経済指標とまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
鉱工業生産 (5月) | 日本 | 04:30 | -1.6% | -1.4% | |
消費者物価指数 (CPI) (6月) | 中国 | 01:30 | 2.7% | 2.8% | |
生産者物価指数 (PPI) (6月) | 米国 | 12:30 | 0.1% | 0.2% | |
小売売上高 (5月) | イギリス | 09:00 | 0.8% | 0.9% | |
失業率 (6月) | カナダ | 12:30 | 5.2% | 5.3% |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場 10時 まとめ
日経平均株価は11日前場中ごろに伸び悩んでおり、短期的な過熱感を警戒する売りが見られます。
一方で、ソフトバンクグループやアップル関連株などハイテク株の買い意欲が続いており、市場全体の動きは堅調。
投資家は短期的な動きに注意しつつ、長期的な視点での投資を心掛けることが重要です。