目次
忙しい方でもサクッと理解できるように8月2日前引けの情報を簡潔にまとめました。
2024年8月2日午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に続落し、前引け時点で前日比1864円48銭(4.89%)安の3万6261円85銭となりました。
前日の米株式相場の大幅安や、外国為替市場での円高進行により、投資家心理が悪化し幅広い銘柄に売りが出ています。
東京株式市場の状況(2024年8月2日 前引け)
日経平均株価は前日の米株式市場での大幅安や円高の進行を受け、売りが優勢となりました。
前日の米株式市場で主要なハイテク株が軒並み下落し、特に半導体関連株に対する売りが目立ちました。また、円高が進行したことで輸出関連株も売られ、日経平均は一時2000円を超える下げ幅を記録しました。
米国市場の影響
前日の米国株式市場では、主要な株価指数が大幅に下落しました。
特にハイテク株の下げが目立ち、ナスダック総合指数が大幅に下落しました。この影響を受け、東京市場でも半導体関連株に対する売りが膨らみました。また、円高の進行も相まって、輸出関連株にも売りが出ました。
東京市場の動き
東京市場では、日経平均が大幅に続落しました。日経平均の下げ幅は一時2000円を超え、心理的節目である3万7000円を下回る場面も見られました。
米国市場の下落に加え、円高の進行が投資家心理を冷やし、売りが広がりました。前引け時点では下げ幅を縮めましたが、依然として大幅な下落が続いています。
為替市場の動向
外国為替市場では、円相場が一時1ドル=152円台前半まで上昇しました。これは米国の利上げ観測の後退や、日本の追加利上げ観測が背景にあります。この円高進行により、輸出関連株の売りが強まりました。
個別銘柄の動き
主な個別銘柄では、ファストリやトヨタなどが下げ幅を拡大しました。一方、東エレクは一時上昇に転じる場面も見られました。アドテストや住友ファーマは大幅高となりました。
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テーマ | 銘柄 | 備考 |
---|---|---|
半導体関連 | アドテスト、東エレク | 大幅高 |
自動車関連 | トヨタ、ホンダ | 下落 |
輸出関連 | ファストリ、ソフトバンクG | 下落 |
金融関連 | 三菱UFJ、みずほFG | 上昇 |
防衛関連 | 三菱重工、IHI | 続伸 |
注目の銘柄
銘柄 | 業種 | 備考 |
---|---|---|
アドテスト | 半導体 | 大幅高 |
住友ファーマ | 医薬品 | 大幅高 |
三菱UFJ | 金融 | 上昇 |
みずほFG | 金融 | 上昇 |
トヨタ | 自動車 | 下落 |
今日の主要経済ニュース
2024年8月2日に発表される主な経済指標をまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
雇用統計 (7月) | 米国 | 12:30 | 209K | 200K | |
鉱工業生産 (6月) | 日本 | 23:50 | – | – | 速報値 |
卸売在庫 (6月) | 米国 | 12:30 | 0.5% | 0.4% | |
失業率 (7月) | カナダ | 12:30 | 5.4% | 5.5% | |
消費者物価指数 (CPI) (7月) | ドイツ | 06:00 | 6.2% | 6.1% | |
景気動向指数 (6月) | ユーロ圏 | 09:00 | 100.5 | 100.3 |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
本日8月2日の日経平均は大幅に続落し、前引け時点で1864円安の3万6261円でした。
米国市場の大幅安や円高進行が主な要因となり、幅広い銘柄に売りが出ました。特に半導体関連株と輸出関連株の下げが目立ちました。
一方で、金融関連株には買いが入りました。午後の取引では日銀の金融政策や米国市場の動向が注目されます。