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忙しい方でもサクッと理解できるように8月7日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は一時上昇し、前日比12円ほど高い3万4687円を付ける場面がありました。これは海外短期筋による持ち高を圧縮するための株価指数先物への売りが一服したためです。しかし、その後は売りが再び優勢となり、日経平均は再び下落に転じています。
東京株式市場の状況(2024年8月7日 10時)
それでは今日の東京株式市場の市況を解説します。その前に、テンバガー銘柄に関する情報も知りたいと言う方は以下のLINEもご活用ください。
日経平均株価は朝方に900円以上下げましたが、その後は下げ幅を縮めました。東証株価指数(TOPIX)は上昇に転じ、一時1%以上の上昇率を記録。
メガバンクや大手生損保といった金融株が買われ、ニチレイや通信のソフトバンク(SB)、自社株買いを発表したキヤノンなどの個別銘柄も物色されています。
米国市場の影響
米国市場の影響により変動率が上昇、持ち高の変動リスクを回避するための売りが引き続き出ています。特に、米ナスダック100指数の先物「Eミニ・ナスダック100」の動向が東京市場にも影響を及ぼしています。
東京市場の動き
売り買いが交錯し、大きく膨らんだ東証プライムの売買代金は1兆8523億円となっています。ファストリやリコーが下げる一方で、三菱重やふくおかFGは上げています。
為替市場の動向
為替市場では、円相場の動きが東京市場に影響を与えており、特に輸出関連銘柄の動向に注目が集まっています。
個別銘柄の動き
ダイキンやリコーが下げた一方で、三菱重やふくおかFGが上げています。好決算を発表したニチレイや自社株買いを発表したキヤノンなどが注目されています。
人気のテーマ
テーマ | 概要 |
---|---|
金融株 | メガバンクや大手生損保が買われている |
半導体関連 | 変動率の上昇で一時下げ幅を縮める動き |
通信株 | ソフトバンク(SB)が注目されている |
自社株買い | キヤノンが自社株買いを発表 |
食品株 | ニチレイが好決算を発表 |
注目の銘柄
銘柄 | 概要 |
---|---|
ニチレイ | 好決算を発表 |
ソフトバンク(SB) | 通信株として注目 |
キヤノン | 自社株買いを発表 |
ダイキン | 下げたが依然注目銘柄 |
三菱重 | 上昇傾向 |
今日の主要経済ニュース
2024年8月7日に発表される主な経済指標をまとめました。
経済指標 | 国 | 時間 (GMT) | 前回の値 | 予測値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
鉱工業生産 (6月) | 日本 | 23:50 | – | – | 速報値 |
消費者信頼感指数 (7月) | 米国 | 14:00 | 109.7 | 110.0 | |
建設支出 (6月) | 米国 | 14:00 | – | – | |
小売売上高 (6月) | ドイツ | 06:00 | – | – | |
GDP速報値 (Q2) | ユーロ圏 | 09:00 | – | – | |
全国住宅価格指数 (7月) | イギリス | 06:00 | – | – |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
東京株式市場では売り買いが交錯し、日経平均株価は一時上昇する場面がありましたが、引き続き売りが優勢となる場面も見られました。特に、米国市場の動向や円相場の影響が大きく、今後の市場動向に注目が集まります。