目次
忙しい方でもサクッと理解できるように9月11日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
2024年9月11日午前の東京株式市場では、日経平均株価は一時400円を超える下落となりました。しかし、10時時点では前日比200円安の3万5900円台半ばで推移しています。
円高・ドル安の影響で相場に下押し圧力がかかる一方で、国内投資家による押し目買いが入り、急速に下げ幅を縮小させました。
東京株式市場の状況(2024年9月11日)
日経平均株価は9時半頃に400円以上下落する場面がありましたが、その後、国内投資家などの値ごろ感を狙った買いが入り、下げ幅を縮小しました。
市場関係者は今週末の株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、海外投機筋による先物売りが強まったと指摘しています。
10時時点での東証プライム市場の売買代金は概算で1兆192億円、売買高は5億6289万株でした。
米国市場の影響
前日の米国市場ではドル安が進行し、リスク資産の下落が広がりました。この動きは日本市場にも波及し、特に輸出関連株に対する売り圧力を強める要因となっています。
東京市場の動き
円高が進行する中で、海外投資家からの売りが増加し、日経平均は一時的に大きく下落しました。しかし、値ごろ感を狙った国内投資家による買い戻しが入り、下げ幅は急速に縮小しています。
為替市場の動向
為替市場では円高・ドル安が進行しており、輸出関連株の売り圧力が強まっています。この影響で自動車株や電機株の一部で下げが見られました。
個別銘柄の動き
- 下落銘柄: ファーストリテイリング、KDDI、テルモ、トヨタが下落。
- 上昇銘柄: 東エレクトロン、信越化学工業、第一三共、レーザーテクが上昇。
人気のテーマ
テーマ | 銘柄数 | 上昇率 | 下落率 |
---|---|---|---|
半導体関連 | 5 | +1.8% | -0.9% |
医薬品 | 3 | +2.1% | -0.7% |
内需関連 | 4 | +1.5% | -1.0% |
金融関連 | 6 | +0.7% | -1.5% |
輸出関連 | 7 | +0.3% | -2.0% |
注目の銘柄
銘柄 | 業種 | 上昇率 |
---|---|---|
東エレク | 半導体製造装置 | +2.2% |
信越化学工業 | 化学 | +1.9% |
第一三共 | 医薬品 | +1.8% |
レーザーテク | 半導体装置 | +1.6% |
コナミG | 娯楽 | +1.4% |
今日の主要経済ニュース
以下は、2024年9月11日に発表される予定の日本および世界の経済指標をまとめました。
地域/国 | 指標名 | 内容 | 発表予定日 |
---|---|---|---|
アメリカ | 消費者物価指数 (CPI) (8月) | 米国の8月の消費者物価指数データが発表されます。 | 2024年9月11日 |
イギリス | 工業生産 (7月) | 英国の7月の工業生産データが発表されます。 | 2024年9月11日 |
イギリス | 貿易収支 (7月) | 英国の7月の貿易収支データが発表されます。 | 2024年9月11日 |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
本日の東京株式市場では、一時的な下げが見られましたが、国内投資家の押し目買いが下げ幅を縮小させました。為替市場の動向や米国市場の影響が引き続き注目されます。