目次
忙しい方でもサクッと理解できるように9月13日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
2024年9月13日午前の東京株式市場では日経平均株価が底堅く推移し、一時は下げ幅を拡大したものの、その後は持ち直しています。
現在、前日比150円ほど安い3万6600円台後半で推移しています。半導体関連株の上昇が相場を下支えしている一方で、円高の進行による輸出関連株の売りが目立つ展開です。
東京株式市場の状況(2024年9月13日)
東京市場では、外国為替市場での円高・ドル安進行が引き続き影響を及ぼし、トヨタなどの輸出関連株への売り圧力が強まっています。
しかし、前日の米国ハイテク株の上昇を受けて、東京エレクトロンなどの半導体関連株が値上がりし、日経平均を下支えしています。
市場では「メジャーSQ(特別清算指数)の算出が波乱なく通過したことから投資家の安心感が広がっているが、円高の進行には引き続き注意が必要」との見解も出ています。
米国市場の影響
前日の米国市場でハイテク株が買われたことが、東京市場の半導体関連株に対する買い意欲を刺激しました。これにより、東京エレクトロンやレーザーテクなどの半導体関連銘柄が堅調な動きを見せています。
東京市場の動き
東京市場では、米国市場の上昇を背景に半導体関連株が買い進まれる一方で、円高基調を受けて輸出関連株には売りが見られます。これが、相場全体に上下する要因となっています。
為替市場の動向
外国為替市場では円高・ドル安が進行中で、現在1ドル=144円台となっています。円高の進行により、輸出関連株には売りが集中しているものの、半導体関連株の強い買いが相場全体を支えています。
個別銘柄の動き
- 上昇銘柄: 東京エレクトロン(半導体製造装置)、レーザーテク(半導体検査装置)、ディスコ(半導体製造装置)、川崎重工業(重工業)。
- 下落銘柄: トヨタ(自動車)、コナミグループ(ゲーム)、中外製薬(医薬品)、TDK(電子部品)。
人気のテーマ
テーマ | 銘柄数 | 上昇率 | 下落率 |
---|---|---|---|
半導体関連 | 7 | +3.0% | -1.2% |
輸出関連 | 5 | +2.1% | -2.0% |
医薬品関連 | 4 | +1.5% | -1.8% |
エネルギー関連 | 3 | +1.8% | -0.9% |
小売関連 | 4 | +2.0% | -1.1% |
注目の銘柄
銘柄 | 業種 | 上昇率 |
---|---|---|
東京エレクトロン | 半導体製造装置 | +4.2% |
レーザーテク | 半導体検査装置 | +3.5% |
ディスコ | 半導体製造装置 | +3.3% |
川崎重工業 | 重工業 | +2.8% |
ソフトバンクグループ | 通信・投資 | +2.6% |
今日の主要経済ニュース
以下は、2024年9月13日に発表される予定の日本および世界の経済指標をまとめました。
地域/国 | 指標名 | 内容 | 発表予定日 |
---|---|---|---|
アメリカ | ミシガン大学消費者信頼感指数 (9月) 初期値 | 米国の9月の消費者信頼感指数が発表されます。 | 2024年9月13日 |
カナダ | 卸売業販売 (7月) | カナダの7月の卸売業販売データが発表されます。 | 2024年9月13日 |
カナダ | 設備稼働率 (第2四半期) | カナダの第2四半期の設備稼働率が発表されます。 | 2024年9月13日 |
ユーロ圏 | 鉱工業生産 (7月) | ユーロ圏の7月の鉱工業生産データが発表されます。 | 2024年9月13日 |
以下のサイトからも、今日発表される経済市況を確認することができますよ。
東京株式市場まとめ
本日の東京株式市場は、米国市場の上昇を背景に半導体関連株が相場を下支えする展開となっています。一方で、円高の進行に伴い輸出関連株の動きには引き続き注意が必要です。