日経平均700円超安、米株安受けリスク回避売り強まる

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように12月19日のマーケット情報を簡潔にまとめました。

2024年12月19日の東京株式市場では日経平均株価が大幅続落で始まり、一時700円超の下落となりました。米連邦準備理事会(FRB)の政策金利見通しによる利下げペース鈍化観測や米株安がリスク回避の売りを加速させています。

 

 

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東京株式市場の状況(2024年12月19日)

今日の東京株式市場

19日の東京株式市場で日経平均株価は前日比187円80銭安の3万9176円88銭で寄り付き、その後も売りが優勢となり、一時700円を超える下落幅を記録しました。

 

米国株安やFRBの政策金利見通しを背景に、投資家心理が悪化し、幅広い銘柄でリスク回避売りが進んでいます。一方で、円安が進行しているため、為替に影響を受けやすい一部の銘柄には買いが入る場面もありました。

 

 

米国市場の影響

18日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が22年9月以来の大幅下落となり、ナスダック総合株価指数も3%以上の下落を記録しました。

 

FRBが政策金利見通しで2025年の利下げ回数を4回から2回に引き下げたことで、利下げ期待が後退し、金利高止まりへの警戒感が市場全体の売りを誘発しました。

 

また、米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーの決算が失望を誘い、ハイテク株に売りが広がりました。

 

東京市場の動き

東京市場では、米株安の影響を受けてソフトバンクグループ(SBG)やTDKなどのハイテク関連銘柄が売り込まれています。一方で、第一三共や日本郵船といったディフェンシブ株が堅調に推移しています。

 

また、自動車業界ではホンダと日産自動車の経営統合報道の影響を引き続き受け、業界再編期待が投資家の注目を集めています。

 

 

為替市場の動向

外国為替市場では円安ドル高が進み、1ドル=154円台で取引が行われています。これは米小売売上高の堅調な結果や、利下げペース鈍化観測が背景にあります。

 

この円安傾向が輸出関連株の一部にプラス材料として働いているものの、市場全体を押し上げるほどの影響は見られていません。

 

 

個別銘柄の動き

上昇銘柄 理由
第一三共 ディフェンシブ銘柄として買いが集まる。
日本郵船 配当期待が高まり、堅調な推移を維持。
川崎汽船 業績安定感が投資家心理を支える。
トヨタ 自動車業界の再編期待により買いが入る。
ディスコ 半導体関連株の中では底堅い動き。
下落銘柄 理由
ソフトバンクグループ(SBG) 米ハイテク株安の流れを受け売りが広がる。
TDK 米半導体メモリー関連の失望決算が影響。
アドバンテスト 半導体関連の弱含みが売りを誘発。
中外製薬 全体相場の下落に追随。
リクルート 米利下げペース鈍化観測による投資家心理の悪化。

 

 

人気のテーマ

テーマ名 詳細
米金融政策の行方 FRBの政策金利見通しに市場の注目が集まる。
円安進行 1ドル=154円台が輸出関連株に影響。
自動車業界再編 ホンダと日産の統合報道が再編期待を喚起。
半導体関連株の調整 米マイクロン決算の影響でハイテク株全体に売りが波及。
海運セクター 配当期待や安定感から買いが集まる。

 

 

 

注目の銘柄

銘柄名 理由
第一三共 ディフェンシブセクターで注目される。
日本郵船 安定的な業績と配当期待で買いが集まる。
川崎汽船 海運業界の中で安定した動き。
ディスコ 半導体関連ながら底堅い動きが特徴。
トヨタ 自動車業界再編期待で引き続き注目される。

 

 

記事下部まとめ

2024年12月19日の東京株式市場は、米株安とFRBの利下げペース鈍化観測を背景に続落しました。一方で、円安進行や業界再編期待などの個別材料が一部銘柄を支えています。

 

今後の米国金融政策の行方と国内外の経済指標に注目が集まる中、投資家は慎重な姿勢を保つ必要があります。

 

 

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