日経平均は円安進行で反発も上値重い。ハイテク株安が圧迫

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように12月20日のマーケット情報を簡潔にまとめました。

2024年12月20日の東京株式市場で、日経平均株価は反発して始まりましたが、その後上げ幅を縮小しました。円安進行が支えとなる一方で、米ハイテク株安の影響が東京市場の半導体関連株に売りを呼び込み、相場の重荷となっています。

 

 

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東京株式市場の状況(2024年12月20日)

今日の東京株式市場

20日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日比136円70銭高の3万8950円28銭で寄り付きました。

 

その後、円安進行に支えられて一時160円高となる場面も見られましたが、ハイテク株を中心とした売り圧力に押され、上げ幅を縮小し3万8800円台半ばで推移しています。

 

前日までの5日間で1000円以上の下落が続いていたことから、自律反発を狙った買いも入る一方で、上値を追う展開には至りませんでした。

 

 

米国市場の影響

19日の米株式市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3日続落し、前日比1.55%安となりました。

 

米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに慎重な姿勢を示したことにより、米ハイテク株全体に売りが波及。この流れを受けて東京市場でも半導体関連株に売りが広がり、相場の重荷となっています。

 

 

東京市場の動き

東京市場では、自動車や機械といった輸出関連株には円安を背景とした買いが入っています。一方で、半導体関連株や銀行株が軟調に推移しており、相場全体の上値を抑えています。

 

不動産株は、日銀の追加利上げ観測が後退したことを受けて買われています。

 

 

為替市場の動向

外国為替市場では円安ドル高が進行し、1ドル=157円93銭近辺と7月以来の安値水準を記録しました。

 

日銀が金融政策決定会合で金利を据え置いたことや、追加利上げに慎重な姿勢を示したことが円安を後押ししています。

 

この円安は輸出関連株への追い風となる一方で、米国の関税措置への警戒感が依然として市場心理の重荷となっています。

 

 

個別銘柄の動き

上昇銘柄 理由
三井不 日銀の追加利上げ見送りで不動産株が買われる。
菱地所 利上げ観測の後退が追い風となる。
トヨタ 円安進行を背景に輸出関連株が買われる。
TDK 円安基調を背景に輸出関連の買いが入る。
エプソン 自律反発狙いの買いが優勢。
下落銘柄 理由
三菱UFJ 金利上昇期待の後退で銀行株が売られる。
セブン&アイ 業績見通しの不透明感が続く。
NTTデータ ハイテク株安の影響を受ける。
ソフトバンクG 米ハイテク株安が売りを誘発。
東エレク 半導体関連株への売りが続く。

 

 

 

人気のテーマ

テーマ名 詳細
米金融政策の影響 FRBの利下げペース鈍化観測が市場に影響。
円安進行 157円台に突入し、輸出関連株に追い風。
半導体株の調整 米半導体株安が東京市場にも波及。
不動産セクターの回復 金利据え置きを背景に買いが集中。
自律反発狙い 5日続落の反動で幅広い銘柄に買いが入る。

 

 

注目の銘柄

銘柄名 理由
三井不 金利据え置きで不動産株に買いが集まる。
トヨタ 円安進行で収益改善が期待される。
ソフトバンクG ハイテク株安の影響を注視。
TDK 円安による輸出関連株として注目される。
エプソン 自律反発期待が強まる中での上昇銘柄。

 

 

まとめ

2024年12月20日の東京株式市場は、円安進行と自律反発狙いの買いが支えとなり日経平均株価は反発しました。しかし、米ハイテク株安を受けた半導体関連株への売りが続き、相場の上値は重い状況です。

 

不動産株や輸出関連株に一部買いが入り、今後も円安基調と米国金融政策の動向が注目されます。

 

 

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