日経平均3営業日ぶりに反発。半導体株やトヨタの上昇がけん引

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように1月7日のマーケット情報を簡潔にまとめました

 

2025年1月7日の東京株式市場では、日経平均株価が3営業日ぶりに反発しました。終値は前日比776円25銭(1.97%)高の4万0083円30銭となり、米ハイテク株高の流れを受けた半導体株やトヨタ、三菱UFJなどの上昇が相場を押し上げました。

 

 

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東京株式市場の状況(2025年1月7日)

今日の東京株式市場

7日の東京市場では、エヌビディアの新製品発表を受けた半導体関連株への期待が高まり、東エレクやアドテストが大幅上昇しました。また、円安進行の恩恵を受けたトヨタが反発。

 

三菱UFJは18年ぶりの高値を記録するなど、メガバンク株にも買いが広がりました。日経平均は取引終盤に上げ幅を拡大し、一時900円を超える上昇を見せました。

 

 

米国市場の影響

6日の米株式市場ではハイテク株中心のナスダック総合指数が大幅上昇し、半導体関連銘柄が物色されました。エヌビディアがゲーム向けGPUの新製品や次世代AI半導体に関する発表を行い、AI需要の強さが改めて意識されました。この動きが東京市場の半導体関連株への追い風となっています。

 

 

東京市場の動き

朝方から半導体株を中心に買いが優勢で、東エレクは前日比11%高となり、AI需要の期待が株価を押し上げました。トヨタはエヌビディアの半導体を次世代車に採用する計画が明らかになり、午後に上げ幅を拡大しました。金融規制緩和への思惑が米市場で銀行株の上昇を促し、三菱UFJや他のメガバンク株にも波及しました。

 

 

為替市場の動向

外国為替市場では円安が進行し、円相場は1ドル=157円台後半を推移しました。円安進行がトヨタやホンダなど輸出関連銘柄への買いを支える形となりました。

 

 

個別銘柄の動き

上昇銘柄 理由
東エレク AI需要による半導体関連株の物色
トヨタ エヌビディア半導体の採用計画
三菱UFJ 18年ぶりの高値更新
アドテスト エヌビディアの製品発表による期待
京セラ 事業売却検討の報道
下落銘柄 理由
バンナムHD 調整局面
花王 売り優勢
キッコマン 利益確定売り

人気のテーマ

テーマ 注目理由
半導体関連 エヌビディア新製品発表の影響
自動車株 円安の恩恵
銀行株 金融規制緩和への期待
AI関連銘柄 需要増への期待
再編関連株 京セラの事業売却検討

今日の主要経済ニュース

発表国 経済指標 内容
日本 12月製造業PMI 50.8(前回 50.6)
米国 12月雇用統計 予想 19万人増
ユーロ圏 11月小売売上高 前年比 -1.5%

 

まとめ

7日の東京株式市場では、日経平均株価が3営業日ぶりに反発し、終値は776円高の4万0083円となりました。エヌビディアの新製品発表やAI需要の高まりが半導体関連株をけん引し、円安進行が輸出関連株への追い風となりました。今後は4万円台を維持できるかが焦点となります。

 

 

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