日経平均前引け続落。ファストリの急落が相場を押し下げる

目次

佐藤真理子

忙しい方でもサクッと理解できるように1月10日のマーケット情報を簡潔にまとめました

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比193円33銭(0.49%)安の3万9411円76銭でした。

 

ファストリの中国事業における不振が決算で示され、急落したことで相場全体を押し下げる展開に。また、今夜発表される米雇用統計を前に手じまい売りが広がる場面もありました。

 

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東京株式市場の状況(2025年1月10日)

今日の東京株式市場

日経平均は小安く始まった後、ファストリの決算発表を受けた急落により下げ幅を拡大。午前中には株価指数先物の売りも加わり、一時400円を超える下げとなる場面も見られました。

 

ファストリは2024年9〜11月期の連結決算(国際会計基準)で純利益が市場予想を上回る過去最高を記録しましたが、中国市場での苦戦がネガティブに評価され、株価は一時7%以上の下落。この1銘柄だけで日経平均を301円押し下げる形となり、他の主力株も軟調な動きが続きました。

 

前引け時点で、東証株価指数(TOPIX)は前日比8.35ポイント(0.31%)安の2727.57でした。JPXプライム150指数も続落で前場を終えました。

 

 

米国市場の影響

前日の米株式市場はカーター元大統領の追悼の日として休場。そのため海外市場からの手掛かりは限定的でした。一方で、米連邦準備理事会(FRB)の高官から追加利下げに慎重な発言が出ており、米長期金利が高止まりしている状況が日本市場にも影響を与えています。

 

 

東京市場の動き

日経平均はファストリの急落が主因で続落しましたが、一部の半導体関連株には海外投資家の買いが観測され、下値を支える展開となりました。

 

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2780億円、売買高は9億1491万株。東証プライムの値下がり銘柄数は900、値上がりは668、横ばいは76となりました。

 

 

個別銘柄の動き

  • 下落銘柄: 中外薬、TDK、KDDI、ソフトバンクグループ(SBG)
  • 上昇銘柄: 塩野義、テルモ、フジクラ、NTTデータ

 

人気のテーマ

テーマ 内容
半導体関連株 アドテストや東エレクが買われる
小売り決算 ファストリの急落が注目される
米雇用統計 今夜発表を控えた警戒感
海外投資家動向 米市場休場で手掛かり乏しい
防衛関連株 一部の資金が流入

注目の銘柄

銘柄名 特徴
アドテスト 海外投資家の買いが観測される
東エレク 半導体関連の買いが継続
塩野義 医薬品関連で上昇
フジクラ 上昇幅を拡大
ファストリ 急落し相場を押し下げる

今日の主要経済ニュース

発表時刻(日本時間) 経済指標 内容
22:30 米12月雇用統計 非農業部門雇用者数、市場予想+20万人
22:30 米12月失業率 市場予想3.6%

まとめ

ファストリの急落と手じまい売りが日経平均を押し下げましたが、半導体関連株など一部には買いが入る展開に。今夜発表される米雇用統計の結果次第では、今後の市場の動向に影響を与える可能性があります。

 

 

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