
目次
忙しい方でもサクッと理解できるように2月4日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
4日の東京株式市場では米関税発動延期の影響を受けて日経平均株価が反発しています。前日に大きく売り込まれた自動車株や半導体関連株が買い戻され、日経平均の上げ幅は一時600円を超えました。
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東京株式市場の状況(2025年2月4日 11:11時点)
米国市場の影響
3日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が168ドル(0.37%)高の4万4882ドルで取引を終了。トランプ米大統領がカナダとメキシコへの追加関税発動を1カ月延期すると発表し、市場の警戒感は和らぎました。
これを受けて米国市場では自動車や半導体関連株が買われ、日本市場にもその流れが波及しています。
東京市場の動き(11:11時点)
日経平均、600円高で推移 自動車・半導体株がけん引
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比600円ほど高い3万9100円台前半で推移しています。トランプ政権による関税発動延期を受け、前日に売り込まれていたトヨタやホンダ、日産自などの自動車株に買い戻しが入っています。
また、米市場の流れを受けて半導体関連株にも買いが集まり、アドテストや東エレクなどが堅調に推移。
市場では、「関税発動延期で投資家のリスク回避姿勢が弱まり、買い戻しが活発になっている」との声があります。ただし、週後半に控える米雇用統計発表を前に、慎重な姿勢も見られています。
為替市場の動向
外国為替市場では、ドル円相場が1ドル=153.80円付近で推移。トランプ政権の関税発動延期によるリスク回避の動きが和らぎ、円高の進行は限定的となっています。
個別銘柄の動き(11:11時点)
値上がり銘柄
銘柄名 | 理由 |
---|---|
アドテスト(6857) | 米半導体株の上昇を受け、買いが入る |
東エレク(8035) | AI関連需要の堅調な推移を評価 |
トヨタ(7203) | 米関税延期を好感し、自動車株に買い |
リクルート(6098) | 米市場の安定を受け、成長期待が高まる |
ソニーG(6758) | ゲーム・エンタメ部門の堅調な業績見通し |
値下がり銘柄
銘柄名 | 理由 |
---|---|
JAL(9201) | 空運株に売り圧力、燃油コスト懸念 |
ANAHD(9202) | 同上 |
アサヒ(2502) | 消費者物価上昇によるコスト増懸念 |
京成電鉄(9009) | 旅行需要の低下を懸念 |
三菱自(7211) | 今期業績予想の大幅下方修正で急落 |
今日の主要経済ニュース(2025年2月4日)
時間 | 発表内容 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|
08:30 | 日本1月東京都区部CPI(前年同月比) | +2.5% | +2.4% |
10:45 | 中国1月Caixinサービス業PMI | 51.2 | 50.9 |
12:00 | 欧州1月小売売上高(前年同月比) | +1.1% | +0.8% |
22:30 | 米12月耐久財受注(前月比) | -0.3% | -0.1% |
まとめ
4日の東京株式市場では、日経平均株価が続伸し、600円高で推移。米政権の関税発動延期が好材料となり、自動車・半導体株を中心に買い戻しが入っています。
ただし、今週発表される米雇用統計の結果を見極めるため、今後の相場は慎重な展開になる可能性もあります。