
目次
忙しい方でもサクッと理解できるように2月5日のマーケット情報を簡潔にまとめました。
5日の東京株式市場では日経平均株価が続伸したものの、上げ幅は縮小しています。
前日の米ハイテク株高を受けて主力株に買いが先行、しかし、円相場の上昇が重荷となって寄り付きの勢いは鈍化しています。
個別銘柄では決算を手掛かりとした物色が進み、上昇する銘柄と下落する銘柄が明暗を分ける展開となっています。
📖 利益を生む投資書籍ランキングTOP10 投資の成功には、正しい知識が欠かせません。
💹 投資のプロが選んだ「本当に使える本」
✅ 読むだけで勝ちパターンが身につく!
🎁 書籍が無料でもらえるキャンペーン中!
今なら厳選書籍を無料で手に入れるチャンスです!
東京株式市場の状況(2025年2月5日 10:17時点)
米国市場の影響
4日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が反発し、前日比134ドル(0.33%)高の4万4920ドルで終了。
ビッグデータ分析を手掛けるパランティア・テクノロジーズ(PLTR)の決算が市場予想を上回り、ハイテク株に買いが広がったことが東京市場にも波及したようです。
とくに、米半導体大手エヌビディア(NVDA)やAMDの株価上昇を受け、東京市場でも半導体関連株に買いが入っています。
東京市場の動き(10:17時点)
日経平均、続伸も円高で上げ幅縮小
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比100円ほど高い3万8800円台後半で推移しています。
朝方は米ハイテク株高を受けてアドテストや東エレクなどの半導体関連株が買われ、上げ幅は一時300円超に拡大。しかし、外国為替市場で円相場が急速に上昇し、1ドル=151円台をつけたことから輸出関連株に売りが広がって上げ幅を縮小しています。
市場では「トランプ政権の関税政策を巡る報道に一喜一憂する展開が続く可能性が高く、相場全体の方向感は定まりにくい」との声が聞かれました。。
為替市場の動向
外国為替市場では円相場が1ドル=151.20円付近で推移。米国の金利動向やトランプ政権の関税政策を巡る報道が影響し、円買いが進んでいます。
これによりトヨタやホンダ、京セラなど輸出関連株の上値が重い展開となっています。
個別銘柄の動き(10:17時点)
値上がり銘柄
銘柄名 | 理由 |
---|---|
アドテスト(6857) | 米ハイテク株高を受け、半導体関連に買い |
東エレク(8035) | AI関連需要の拡大期待 |
任天堂(7974) | 円高の影響が限定的な内需株として買い |
NTTデータ(9613) | DX関連の業績期待が続く |
コナミG(9766) | ゲーム関連の需要堅調で買い |
値下がり銘柄
銘柄名 | 理由 |
---|---|
京セラ(6971) | 円高による業績懸念 |
TDK(6762) | 半導体関連の一角に利益確定売り |
三越伊勢丹(3099) | 消費関連株の一部に利益確定売り |
第一三共(4568) | 医薬品株に売りが出る |
アステラス(4503) | 決算発表を控え、様子見ムード |
今日の主要経済ニュース(2025年2月5日)
時間 | 発表内容 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|
08:30 | 日本1月実質賃金(前年同月比) | -0.5% | -0.6% |
10:45 | 中国1月Caixinサービス業PMI | 52.1 | 51.7 |
12:00 | 欧州1月小売売上高(前年同月比) | +1.2% | +1.0% |
22:30 | 米1月ADP雇用統計(前月比) | +15.5万人 | +17.0万人 |
まとめ
5日の東京株式市場では日経平均株価が続伸し、100円高で推移。米ハイテク株高を背景に半導体関連株が買われる一方、円相場の急速な上昇が重荷となり、上げ幅を縮小する展開となっています。
決算発表が本格化し、個別銘柄ごとの物色が進む相場となりそうです。