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12日の東京株式市場では日経平均株価が続伸して取引を開始。
米ダウ工業株30種平均の上昇を受け、値がさ株の一角に買いが入り相場を押し上げました。しかし、トランプ米政権による関税引き上げ対象が自動車にも拡大するとの懸念が広がり、上げ幅を縮小する展開となっています。
それでは、解説していきます。

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東京株式市場の状況(2025年2月12日 11:36時点)

米国市場の影響
前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が上昇し、市場全体のセンチメントが改善。
好決算を発表したコカ・コーラなどの銘柄に買いが集まりました。この流れを受けて、東京市場でもファストリや資生堂などに買いが先行しました。
東京市場の動き(11:36時点)
日経平均、続伸も上げ幅縮小
12日前場の東京株式市場では、日経平均株価が続伸し、前営業日比62円65銭高の3万8863円82銭で前引けしました。朝方には300円超上昇する場面もありましたが、米国の関税引き上げ懸念が重荷となり、上げ幅を縮小しました。
トランプ米大統領は10日、鉄鋼やアルミニウム製品の輸入に対して25%の関税を課す大統領令に署名。さらに、今後は自動車や半導体、医薬品の関税引き上げも検討する意向を示し、貿易摩擦の激化懸念が広がっています。
トヨタやホンダといった自動車株が軒並み安となり、日経平均の上値を抑える要因となりました。一方、フジクラなど電線株には個人投資家などから消去法的な買いが入り、相場の支えとなっています。
為替市場の動向
東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=151円台で推移。米国の貿易政策への警戒感が広がるなか、円買いの動きも強まりつつあります。
個別銘柄の動き(11:36時点)
値上がり銘柄
| 銘柄名 | 理由 |
|---|---|
| 東京エレク(8035) | 半導体需要の堅調な見通しで買い |
| アドテスト(6857) | ハイテク株高を背景に買い継続 |
| ソフトバンクG(9984) | AI投資関連の期待感が支え |
| バンナムHD(7832) | コンテンツ関連の成長期待 |
| フジクラ(5803) | 電線需要の増加と決算期待 |
値下がり銘柄
| 銘柄名 | 理由 |
|---|---|
| トヨタ(7203) | 米関税の影響懸念で売り優勢 |
| ホンダ(7267) | 自動車株全体の売りに連れ安 |
| 第一三共(4568) | 利益確定売りが優勢 |
| ソニーG(6758) | 米中貿易摩擦による影響懸念 |
| メルカリ(4385) | 成長鈍化懸念が売り圧力に |
新興市場の動向(10:10時点)
グロース250が続伸、内需株に買い
12日午前の新興市場では、東証グロース市場250指数が続伸。内需系の銘柄に資金が集まり、堅調な動きとなりました。
| 値上がり銘柄 | 理由 |
|---|---|
| フリー(4478) | SaaS市場の成長期待 |
| 弁護士COM(6027) | 法務関連サービスの需要拡大 |
| 値下がり銘柄 | 理由 |
|---|---|
| アストロHD(6203) | 利益確定売り |
| GENDA(4170) | 市場の成長鈍化懸念 |
まとめ
12日の東京株式市場では日経平均株価が続伸し、一時300円超の上昇を見せましたが、米国の関税政策懸念が影を落とし、上げ幅を縮小。さらにトヨタやホンダといった自動車株に売りが出て、相場の上値を抑えました。
一方で、電線株や半導体関連銘柄には買いが入り、相場を支えました。
今後の焦点は米国の追加関税動向や日本企業の決算発表の内容にありそうです。





