
目次
2025年3月6日、東京株式市場では日経平均株価が前日比200円ほど高い3万7600円台前半で推移しています。
朝方は続伸の動きを見せたものの、半導体関連株の下落が上値を抑える要因となりました。一方で、長期金利の上昇を背景に銀行株が買われ、防衛関連株も堅調に推移しています。
この記事では東京市場の動向、米国市場の影響、注目の個別銘柄について解説します。

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東京株式市場の状況(2025年3月6日)
6日前場中ごろの東京株式市場では日経平均株価が上げ一服となり、前日比200円高の3万7600円台前半で推移しています。
朝方買われていたアドバンテストなどの半導体関連株が下落に転じたことで、上値を抑えられる展開となりました。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4856億円、売買高は5億7688万株でした。
米国市場の影響
前日の米株式市場では、関税政策を巡る過度な警戒感が後退したことで主要3指数が上昇。
カナダとメキシコ向けの追加関税について、1カ月の猶予期間を設ける方針が発表されたことが投資家心理を支えました。
また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の米非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を上回り、米景気への過度な不安が和らいだことも買いを後押ししました。
東京市場の動き
日経平均は前日比236円71銭高の3万7654円95銭で始まり、一時300円を超える上昇を見せました。
米国の関税政策の不透明感が後退したことでメキシコに生産拠点を持つ自動車関連株が買われる展開となっています。
また、国内の長期金利が2009年6月以来15年9カ月ぶりの水準に上昇したことで、金利上昇の恩恵を受ける銀行株が堅調に推移しています。
加えて地政学リスクの高まりを背景に防衛関連株の三菱重工などが買われています。
為替市場の動向
米関税政策の影響が後退したことを受け、円相場は1ドル=149円台で推移しています。これを背景に輸出関連株の動向が引き続き注目されています。
個別銘柄の動き
- 上昇銘柄:
- ソニーグループ(6758)
- 信越化学工業(4063)
- ソフトバンクグループ(SBG、9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- アドバンテスト(6857)
- リクルートホールディングス(6098)
- 下落銘柄:
- フジクラ(5803)
- ディスコ(6146)
- TDK(6762)
- 第一三共(4568)
- 中外製薬(4519)
- 三菱倉庫(9301)
人気のテーマ
テーマ | 内容 |
---|---|
米関税政策の影響 | 米国がカナダ・メキシコ向け関税の猶予期間を設定。 |
国内長期金利の上昇 | 15年9カ月ぶりの水準に上昇し、銀行株が堅調。 |
半導体関連株の調整 | 朝方の上昇から下落に転じ、日経平均の上値を抑制。 |
防衛関連株の上昇 | 地政学リスクの高まりで三菱重工などが買われる。 |
自動車株の動向 | メキシコ生産拠点を持つ企業が買われる展開。 |
注目の銘柄
銘柄名 | コード | 内容 |
---|---|---|
ソニーグループ | 6758 | 米株高を受け、上昇基調。 |
信越化学工業 | 4063 | 半導体関連株の一角として注目。 |
ソフトバンクグループ | 9984 | AI関連の期待感から買い優勢。 |
アドバンテスト | 6857 | 一時上昇するも、その後は下落に転じる。 |
三菱重工業 | 7011 | 防衛関連株として堅調な動き。 |
今日の主要経済ニュース
時間(日本時間) | 指標名 | 国 | 内容 |
---|---|---|---|
10:30 | 豪貿易収支(2月) | オーストラリア | 貿易黒字の動向に注目。 |
12:00 | 中国生産者物価指数(PPI) | 中国 | インフレ動向を示す指標。 |
16:00 | 独鉱工業生産(1月) | ドイツ | 欧州経済の動向を測る重要指標。 |
22:30 | 米新規失業保険申請件数 | アメリカ | 雇用市場の強さを示すデータ。 |
24:00 | カナダ政策金利発表 | カナダ | 金融政策の変更があるか注目。 |
まとめ
本日、東京株式市場では日経平均が上昇一服となり、半導体関連株の調整が影響しました。一方で、国内長期金利の上昇を背景に銀行株が堅調に推移し、防衛関連株も買われています。
米関税政策の影響が後退し、自動車株の買いも目立つ中、市場の動向を左右する経済指標や為替市場の変動に引き続き注目が集まります。