
目次
2025年3月13日、東京株式市場では日経平均株価が引き続き堅調な推移を見せています。
前日の米ハイテク株高を背景に半導体関連株を中心とした買いが入り、日経平均を押し上げ、値がさ株である『アドバンテスト』や『東京エレクトロン』の上昇が目立ち、市場全体の強さを支えています。
この記事では『東京市場の動向』『米国市場の影響』『注目の個別銘柄』について解説します。

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東京株式市場の状況(2025年3月13日)
13日前場中ごろの東京株式市場では、日経平均株価が前日比400円ほど高い3万7200円台前半で推移。上げ幅は一時500円を超える場面もありました。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2715億円、売買高は5億1700万株でした。
米国市場の影響
前日の米株式市場ではナスダック総合株価指数が1.2%高、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.4%高と、ハイテク株や半導体関連株が大きく上昇しました。一方、ダウ工業株30種平均は下落しましたが、日本市場への影響は限定的でした。
2月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、米株式市場には安心感が広がりました。しかし、トランプ政権の関税政策が将来的なインフレ圧力を高める可能性が指摘されており、市場では慎重な見方もあります。
東京市場の動き
日経平均は前日比262円55銭高の3万7081円64銭で始まり、上げ幅は一時400円超となりました。前日の米ハイテク株高を背景に、東エレクやアドバンテストなどの半導体関連株に買いが入っています。
市場では『日本株は短期的に売られすぎていたため、反動の買いが入っている。前日の米ハイテク株高で投資家心理も改善している』との声が聞かれました。
為替市場の動向
外国為替市場では円相場が1ドル=146円台後半で推移。円安基調が続いており、輸出関連株にとっては追い風となっています。
個別銘柄の動き
- 上昇銘柄:
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
- ディスコ(6146)
- NTTデータ(9613)
- ソニーグループ(6758)
- ファーストリテイリング(9983)
- ソフトバンクグループ(9984)
- TDK(6762)
- 下落銘柄:
- トヨタ自動車(7203)
- 村田製作所(6981)
- オリンパス(7733)
- KDDI(9433)
- 京セラ(6971)
- セコム(9735)
人気のテーマ
テーマ | 内容 |
---|---|
米ハイテク株高の影響 | 米SOX指数が2.4%上昇し、半導体関連株が上昇。 |
押し目買いの動き | 日本市場では短期的な売られすぎ感から買い戻しが活発化。 |
円安基調の継続 | 1ドル=146円台後半で推移し、輸出関連株に追い風。 |
関税政策への懸念 | 米CPIは予想を下回るも、トランプ政権の関税政策の影響は依然不透明。 |
ダウ平均の下落 | 米ダウ平均は下落も、日本株への影響は限定的。 |
注目の銘柄
銘柄名 | コード | 内容 |
東京エレクトロン | 8035 | 米ハイテク株高の流れを受け、大幅高。 |
アドバンテスト | 6857 | 半導体関連株の上昇をけん引。 |
ディスコ | 6146 | 半導体製造装置関連として買われる。 |
ソニーグループ | 6758 | ハイテク株高の影響を受け上昇。 |
トヨタ自動車 | 7203 | 円安メリットを受けるも、株価は軟調。 |
今日の主要経済ニュース
時間(日本時間) | 指標名 | 国 | 内容 |
10:30 | 中国小売売上高(2月) | 中国 | 消費動向を示す重要指標。 |
12:00 | 日本鉱工業生産(2月) | 日本 | 製造業の生産状況を示す指標。 |
16:00 | 独卸売物価指数(2月) | ドイツ | 欧州のインフレ動向を測る指標。 |
22:30 | 米新規失業保険申請件数 | アメリカ | 米雇用市場の動向を示す。 |
24:00 | 米EIA週間天然ガス在庫 | アメリカ | エネルギー市場に影響を与える指標。 |
まとめ
本日、東京株式市場では日経平均が続伸し、半導体関連株の買いが相場を押し上げています。
前日の米ハイテク株高が追い風となり、アドバンテストや東京エレクトロンが大幅に上昇。一方で、トランプ政権の関税政策を巡る不透明感は引き続き市場のリスク要因となっています。
米経済指標の発表を控え、今後の相場動向が注目されます。