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2025年4月3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前場では一時1600円を超える下落となりました。
米政権が日本に対して24%の追加関税を課す「相互関税」の詳細を発表し、経済や企業業績への影響を懸念した売りが広がりました。
東京株式市場の状況(2025年4月3日)
寄り付きで日経平均は前日比684円20銭安の3万5041円67銭と大幅に反落。
売りは一時1600円を超える場面もあり、取引時間中では昨年8月以来の3万4100円台を付けました。前場終値は1052円18銭(2.95%)安の3万4673円69銭で節目の3万5000円を下回りました。
後場には欧州勢の売りや米株安への警戒感が強まり、再び下げ幅を拡大。13時前には3万4400円台まで下落しました。
米国市場の影響
米政権は日本を含む貿易相手国・地域に24%の追加関税を課すと発表。
市場では世界的な貿易摩擦拡大への懸念が高まり、ダウ先物は一時1000ドル超の下落、為替市場では円高が進行し1ドル=147円台となりました。
1日の米株式市場では、ナスダック総合指数は反発した一方で、製造業景況感指数(ISM)が49.0と3カ月ぶりに50を下回ったことが景気懸念を誘いました。
東京市場の動き
朝方は半導体株や自動車株、機械株など主力銘柄に売りが広がり、ファストリは年初来安値を更新。
トヨタや三菱UFJも大きく値を下げました。ただし、短期筋による買い戻しや押し目買いも入り、日経平均は下げ渋る場面も見られました。
後場には欧州勢の売りや米株先物の下落を受けて、再度売り圧力が強まりました。
為替市場の動向
円相場は1ドル=147円台まで上昇。リスク回避の円買いが進みましたが、その後は一服。今後の米経済指標や政権発表に注目が集まります。
経済指標と政策見通し
米政権による相互関税の発表を受け、日銀の金融政策にも影響が及ぶ可能性が指摘されています。市場では「追加利上げが後ずれする可能性がある」との見方も出ています。
個別銘柄の動き
上昇銘柄:塩野義、イオン、JR東海、ニトリHD、中外薬、丸井G
下落銘柄:東エレク、アドテスト、ファストリ、トヨタ、三菱UFJ、ソニーG、リクルート、KDDI、TDK、ファナック
人気のテーマ
テーマ | 概要 |
---|---|
相互関税 | 米政権が24%の追加関税を発表、日本株全面安の要因に。 |
リスクオフ | 世界的なリスク回避姿勢が強まり円高も進行。 |
半導体株 | 下落が続くが下値では押し目買いも。 |
日銀の政策 | 追加利上げの後ずれ観測が浮上。 |
新興市場改革 | 東証のグロース市場再編報道が注目に。 |
注目の銘柄
銘柄名 | ポイント |
---|---|
東エレク | 相互関税懸念で大幅安。 |
ファストリ | 年初来安値を更新。 |
ニトリHD | 午後に入り上昇。 |
中外薬 | 相場全体の下落の中で堅調。 |
塩野義 | ディフェンシブ銘柄として買われる。 |
今日の主要経済ニュース(2025年4月3日)
発表時刻(日本時間) | 国 | 経済指標・イベント |
---|---|---|
08:50 | 日本 | 日銀・企業短期経済観測調査(短観) |
21:30 | 米国 | 貿易収支(2月) |
23:00 | 米国 | 耐久財受注(2月・確報) |
まとめ
2025年4月3日の東京株式市場は、米政権による24%の追加関税発表を受け、日経平均が一時1600円超安となるなど大幅反落しました。
下値では短期筋の買い戻しも見られるものの、今後の米国市場や為替動向、政策対応に注目が集まります。