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前夜のエヌビディア(NVDA)決算は売上高・利益とも市場予想を大幅に上回り、時間外で株価が急伸。
東京市場はその追い風と円安進行が重なり、日経平均は取引時間中に600円超上昇して約2週間ぶりに3万8,000円台をしっかり回復しています。
東京株式市場の状況(2025年5月29日・10:25現在)

| 指標 | 現在値 | 前日比 | コメント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 38,180円前後 | +580円前後(+1.5%) | 半導体・輸出株中心に全面高 |
| TOPIX | 2,795ポイント台 | +0.9% | 2800接近で伸び悩み |
| 東証プライム売買代金 | 約1兆4,300億円 | 前日同時刻比 +34% | 商い活発化 |
米国市場の影響
- エヌビディア 2–4月期決算
- 売上高 440.6億ドル(前年比 +69%)
- EPS 1.78ドル → 市場予想を大幅上振れ
- 時間外でNVDA株は +6%、SOX先物も買い先行
- FOMC議事要旨は目立ったサプライズなし、米金利は4.5%台で横ばい
東京市場の動き
- 半導体関連が主役
東エレク、アドテスト、ソニーGが軒並み高
「生成AI特需は持続」との決算コメントが支援
- 円安ドライブ
1ドル=145.9円まで下落(約1円の円安)
トヨタ・ホンダ・リクルートなど輸出・外需株に買い
- 短期筋の先物主導
円安に歩調を合わせたCTA(商品投資顧問)によるTOPIX先物買いが加速
為替・金利のポイント
円安は、米ITC(国際貿易裁判所)がトランプ関税を一部「違法」と判断し、リスクオンのドル買いが優勢前日の40年国債入札不調による国内金利上昇が一服、金利差思惑が再燃
国内10年債利回り:1.51%前後で高止まり
個別銘柄の動き
| 上昇目立つ | 下落目立つ |
|---|---|
| 東エレク、アドテスト、ソニーG(AI・半導体関連一段高) | バンナムHD、ベイカレント(高PER銘柄に利益確定売り) |
| トヨタ、リクルート、東京海上(円安メリット) | 三菱電機、日鉄鋼(素材株は出遅れ感) |
| 三菱重工、IHI(防衛テーマ継続) | – |
人気のテーマ(5月29日前場)
- エヌビディア好決算 → 半導体・生成AI関連物色
- 円安メリット株(自動車・電機・商社)
- 防衛・宇宙関連の循環物色
- ビットコイン調整で暗号資産関連は一服
注目の銘柄ピックアップ
| コード | 銘柄名 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 8035 | 東京エレクトロン | SOX高連動、年初来高値3万4,000円視野 |
| 6920 | レーザーテック | 2万円のフシ上抜け、空売り踏み上げ警戒 |
| 6758 | ソニーG | 5分割発表後のモメンタム継続、上場来高値更新 |
| 7203 | トヨタ自動車 | 146円台の円安で年初来高値トライ |
| 2413 | エムスリー | 決算警戒で戻りに出遅れ、リバウンド余地注視 |
今日の主要経済ニュース(日本時間)
- 14:00 4月景気動向指数(速報・日本)
- 21:30 米1Q GDP改定値
- 23:00 米4月中古住宅販売仮契約指数
まとめ
エヌビディアの「予想超え好決算」と円安が重なり、日経平均は大幅続伸。終値で3万8,000円台を維持できれば、中期の上昇トレンド再点火が鮮明になります。
一方、国内長期金利は引き続き高水準。来週にかけて国債入札や日銀関連発言も控えるため、金利と為替のボラティリティには要注意。午後は配当再投資の買い観測でバリュー株の堅調さにも注目です。
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