【6月2日 大引け1分まとめ】米中摩擦と円高で日経平均▲494円 半導体に売り集中

目次

佐藤真理子
忙しい方のために6月2日のマーケット情報を1分で理解できるように簡潔にまとめました。

 

前週末の米ハイテク株安とトランプ政権の関税強化観測が東京市場を直撃。日経平均は後場に下げ幅を600円超まで拡大し、終値でも▲494円の続落となりました。

 

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東京株式市場の状況(大引け)

今日の東京株式市場

 

  • 日経平均:37,470.67 円(前週末比 ▲494.43 円、▲1.3%)
  • TOPIX:2,777.29 ポイント(▲0.87%)
  • 東証プライム売買代金:約3兆8,400億円(商いはやや膨らむ)
  • グロース250:746.00 ポイント(+0.10%、年初来高値を更新)

 

 

海外要因

1. 米ハイテク株安

5/31のSOX指数は▲2.1%。フィラデルフィア半導体株の下げが東京市場に波及

 

2. 貿易摩擦の再燃

  • トランプ大統領が中国を「合意を完全に破った」と非難
  • ブルームバーグは「中国ハイテク規制の拡大」を報道
  • 鉄鋼・アルミ関税を25%→50%へ引き上げる方針も示唆

 

3. 円高進行

ドル/円は一時143円台へ。輸出株の売りを加速。

 

 

東京市場

 

  • 半導体・電子部品が総崩れ
    アドテスト、東エレク、TDK、日東電が4〜5%安

 

  • 素材セクターも軟調
    日本製鉄、JFEなど鉄鋼株が安い

 

  • グロースは逆行高
    サンバイオ、フリーなど内需・テーマ株へ消去法的な資金流入

 

  • 後場の先物主導売り
    日経平均は13:30頃に下げ幅を▲630円まで拡大
    200日線(37,795円)を再び割り込み、テクニカル売りも誘発。

 

 

為替・金利

  • ドル/円:143.5円近辺(前週末比▲1.3円の円高)
  • 国内10年債利回り:1.50%台で高止まり

 

 

個別銘柄トピック

上昇銘柄 ポイント
4519 中外薬 ディフェンシブ物色で逆行高
9766 コナミG ゲーム関連に買い戻し
6702 富士通 国内クラウド需要に堅調
4307 野村総研 DX投資継続期待

 

下落銘柄 ポイント
9984 ソフトバンクG 米ハイテク安を嫌気
9983 ファストリ 円高による採算懸念
6098 リクルート 景気敏感株として売り優勢
7203 トヨタ 円高で輸出採算悪化懸念

 

 

人気の市場テーマ

  • 関税リスク再燃:素材・機械・自動車に売り
  • 半導体調整:SOX安、設備投資減速懸念
  • 内需シフト:医薬・ゲームなどディフェンシブへ資金逃避
  • グロース逆行高:米関税の影響を受けにくい中小型への消去法買い

 

 

今日の主な経済ニュース(日本時間)

  • 08:50 4月マネタリーベース(日本)
  • 17:00 ユーロ圏5月CPI速報
  • 23:00 米4月製造業受注

 

 

まとめ

  • 米中摩擦再燃・関税強化観測がリスクオフを誘発。

  • 半導体・電子部品中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均は再び200日線を下回る。

  • グロース指数は連日高で資金の逃避先に。

  • 今晩の米ISM製造業景況感とドル/円の動きが、明日の東京市場を左右しそうです。

 

 

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