【6月5日 前場1分まとめ】景気懸念による円高が重し 半導体株が下支えし下げ幅を縮小

目次

佐藤真理子
忙しい方のために6月5日のマーケット情報を1分で理解できるように簡潔にまとめました。

5日の東京市場は米景気指標の悪化を受けた円高進行で売りが先行しました。日経平均株価は寄り付きで前日比157円安の3万7,590円と反落スタート。一時200円超下げたものの、ハイテク株物色が下支えし10時には下げ幅を50円前後に縮小しています。

 

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東京株式市場の状況(2025年6月5日)

  • 今日の東京株式市場寄り付き:3万7,590円(▲157円)
  • 10時時点:3万7,700円近辺(▲50円前後)
  • 業種動向:半導体関連が堅調。自動車・海運・医薬品など輸出・ディフェンシブ系は軟調
  • 売買代金:東証プライム概算1兆2,352億円(10時)

 

 

米国市場の影響

4日の米国ではADP雇用統計とISM非製造業指数がそろって市場予想を下回り、ダウ平均は続落。一方、利下げ期待が再燃したことでハイテク株が買われ、ナスダックは続伸しました。

 

バッドニュースをグッドニュースと捉える金利観測が株価を支える構図ですが、景気減速懸念が残ったままの上昇であり、先行きには慎重な見方も多い状況です。

 

 

東京市場の動き

  • 半導体関連:前日の米SOX指数高を受け、アドテスト、東エレクが急伸し指数を押し上げ。
  • 輸出株:ドル円が142円台前半まで円高が進行し、トヨタ、ホンダなど自動車株が下落。
  • 市況関連株:海運3社がそろって軟調。一方、物流株やメルカリなど内需グロース株が買われました。

 

 

為替市場の動向

東京時間午前のドル円は142円台前半で推移。米景気指標の悪化を背景に米長期金利が低下し、円高基調が続いています。

 

 

個別銘柄の動き

銘柄 概況 背景
アドバンテスト 大幅高 米SOX指数高・設備投資計画思惑
東京エレクトロン 反発 半導体製造装置への需要観測
QPS研究所 上昇続く 小型宇宙関連人気
日本郵政 反落 貨物運送事業許可取消の報道【④】
センコーHD 高い 物流需要の高まり

人気のテーマ

順位 テーマ 主な関連銘柄
1 半導体 アドテスト、東エレク
2 宇宙開発 QPS研究所、IHI
3 物流改革 センコーHD、福山通運
4 防衛 三菱重工業、IHI
5 バイオ 3Dマトリックス、そーせい

注目の銘柄(中小型株)

銘柄 市場 ポイント
QPS研究所 (5595) グロース 宇宙ビジネスの成長期待
3バイオ (4898) グロース バイオ医薬品パイプライン
メルカリ (4385) グロース 越境EC拡大期待
センコーHD (9069) プライム 物流改革関連
FinatextHD (4419) グロース 金融プラットフォーム需要

今日の主要経済ニュース(世界)

時刻(JST) 指標・イベント 予想 前回 影響通貨
08:00 韓国 実質GDP(確報・Q1) ▲0.2% ▲0.2% KRW
10:30 豪州 貿易収支(4月) 61億AUD 69億AUD AUD
14:45 スイス 失業率(5月) 2.8% 2.8% CHF
15:00 ドイツ 製造業新規受注(4月) ▲1.3% +3.6% EUR
18:00 ユーロ圏 PPI(4月) ▲1.7% ▲1.6% EUR
21:30 米国 新規失業保険申請件数 24.0万件 24.0万件 USD
21:45 ECB 政策金利発表 2.00%(据置か0.25%利下げ観測) 2.25% EUR

 

こちらでも経済指標カレンダーを確認することができます↓

インベスティング・ドットコム

 

 

まとめ

円高進行で日経平均は朝方200円下落しましたが、半導体株が買い戻され下げ幅を縮小しました。米景気指標悪化による利下げ期待と、ECB理事会など今晩のイベントを控え、為替主導の神経質な展開が続く見通しです。

 

需給面では自社株買いと海外短期筋の思惑が交錯し、3万7,500円前後を軸に方向感を探る展開となりそうです。

 

 

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