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前日の米国株はイラン核施設への攻撃報道をきっかけに主要3指数がそろって1%前後下落。原油高と恐怖指数(VIX)20台が示すリスクオフの流れを引き継ぎ、18日朝の東京市場も売り優勢で始まりました。
ただし為替が1ドル=145円台の円安に振れたことや、任天堂など個別好材料銘柄への買いが下支えとなり、日経平均は前場中頃に小幅プラスへ切り返しています。
前日の米国市場ダイジェスト
- ダウ:42,215.22 (-299.05、-0.70%)
- S&P500:-0.72%/NASDAQ:-0.79%
- イラン地下核施設への攻撃報道 ⇒ 中東リスク再燃
- 米5月小売売上高 -0.9%(予想下振れ)
- WTI原油 +4%で 73 ドル台、VIX 再び 20 台へ
東京市場・寄り付き概況
- 日経平均:38,364.16(-172.58)で反落スタート
- 寄り後、円/ドル 145円台の円安好感で一時プラス転換
- TOPIX:2,778 前後で小動き
きょうのメイン材料
- 中東情勢:IAEA「ナタンズ地下施設が被害」―原油高・VIX上昇
- 日銀会合(17日)―金利据置き&国債買入れ縮小(月4,000→2,000億円)
- 日米首脳会談:関税協議は隔たり残り、合意持ち越し
- FOMC(19日未明)―ドットチャートとパウエル会見が焦点
セクター/個別の注目トピック
- 上昇: 任天堂(Switch2 世界 350 万台で上場来高値)、防衛関連、精密機器
- 下落: 東エレク/ニデックなど大型半導体、医薬品の一角
- 日経平均 プラス寄与:ファストリ、任天堂、アドテスト
- 日経平均 マイナス寄与:東エレク、SBG、中外薬
本日の主なスケジュール
- 14:00 4月景気動向指数<改定値>(日本)
- 21:30 米5月住宅着工・建設許可
- 24:00 米週間原油在庫
- 27:00 FOMC 声明/パウエル議長会見
こちらでも経済指標カレンダーを確認することができます↓
テクニカルメモ
- 日経平均は 6月SQ(38,172円)上を維持。下値メド=25日線(≈37,900円)
- 上値は 38,600–38,800円(直近高値+下降トレンドライン)
- VIX 20超の間は TOPIXインバースや先物ヘッジを検討
まとめ
米株安を受けて売り先行も、円安メリット株とゲーム/防衛セクターが支え下げ渋り。FOMC 通過までは「買い急がず・売り急がず」、38,800円ブレイク可否を見極めたいところです。
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